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火曜日メールマガジン担当の久保田ワタルです。
先日、大学病院で親知らずを抜いたのですが、抜いた日の痛みもすっかり引い
て、抜歯したこと自体も忘れかけていたある日、違う痛みが出てきました。
抜歯当日はひどい頭痛のような長い平坦な痛みだったのですが、後から来た痛
みは冷水でもお湯でも抜歯した辺りに触れると強烈に痛むというものでした。
大学病院の口腔外科は抜歯の日の一回のみで、抜歯前も抜歯後も診察はかかり
つけの歯科で行うという分担になっていたので、かかりつけの歯科に相談しま
した。
「ストローがなくては水も飲めないんです」と新しい痛みを歯科の先生に説明
して、診ていただきました。
先生からは「レントゲンで見ても、そんなに痛むはずはないんだけど。原因不
明だね」との診断が。
「原因不明」という言葉は実際に聞くとショックでした。
その晩じっくり家で考えて「これ以上原因不明のまま悪くなったら」という不
安が強くあったため、歯科の先生に一言お伝えして、再び抜歯をしてもらった
大学病院の口腔外科の門を叩きました。
そうして、口腔外科で詳しく見てもらったところ「ばい菌とゴミが抜歯の穴に
溜まって、感染症になっている」と診断が出ました。
「もう少し悪くなると危なかったですよ」との言葉に肝を冷やしましたが、状
況と原因と対策がはっきりわかって、すごくほっとしました。
その後は順調に治療に入ることができました。
セカンドオピニオン、という単語は健康に関心のある人なら耳にしたことがあ
るかもしれません。
手術のような重要な決定など、最善な治療を判断する参考として複数の専門家
の意見を聞く、ということなのですが、セカンドオピニオンの意味を知ってい
るのと、実際に行うことの間にはかなりの隔たりがあるような気がします。
私の場合は原因不明だからより専門的な医療機関で診てもらう、という自然な
流れがありました。それでも「口腔外科にもう一度行って良いですか?」と歯
科の先生に申し出るのは勇気が必要でした。
単純に病院を変えてしまうと、最初から同じ検査をもう一度新しい病院でもす
ることになってしまい、時間も費用も二重、三重にかかってしまいます。
それを防ぐためには、「セカンドオピニオンを聞きたいです」と主治医に相談
をして、『診療情報提供書』をもらいます。その書類や検査結果のデータなど
を持って違う医師の意見を聞く、というやり方が本来の手順だそうです。
病気で切羽詰まると冷静に調べることもなかなか難しいですので、セカンドオ
ピニオンの手順、普段から知っておいて損はないと思いました。
[久保田ワタル]
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