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火曜日メールマガジン担当の久保田ワタルです。
無病息災。気持ちの良い、理想の単語です。
ですが、30も過ぎれば持病のひとつもある人が多いのではと思います。
悩ましいのは、会社や仲間といった社会・グループに、病気のことをいうべき
かどうか。
これは本当、人それぞれだと思います。
ですが、私が「これだけは言っておくべき!」と強く思う病気があります。
それは『腰痛』です。
「腰痛なんて言いたくないなあ」との気持ちもわかるのですが、ここでひとつ
私の経験談をいたしましょう。
私の腰痛は今はまずまず良い状態で、特に治療もしていないのですが、数年前
はかなり厳しい腰痛でした。
背もたれのないところだと痛みとだるさで座れない。例えば丸イスとか、座敷
とか。オフィスビルのロビーとかにも結構ありますよね。
それで、なぜ腰痛のことを言っておかないと困ることになるのか。
例えばグループ内で、ちょっとした重い物、大きな物を運ぶときって、なんと
なく「男性が運ぶもの」という雰囲気になることはないですか?
それは体のつくりが違いますから男女差別ではないし、むしろ健全な社会性だ
と思うのですが、腰痛のことを言っておかないとそんな時に苦労します。
つい先日も、重いタンクを誰かが運ばないといけない状況に出くわしてしまい
ました。その場にいた男性は不幸にも私ひとり。
「いや私は腰痛なので運べません」と改めて言うのも恥ずかしい雰囲気です。
結局「ちょっとくらいなら大丈夫でしょ」と私がタンクを抱えて、持ち上げた
瞬間に、自分の了見の甘さと腰痛の怖さを改めて実感しました。
激痛ではないのですが、左のお尻の上あたりに経験したことのない鈍痛が。
そのまま運びきったのは良かったのですが、その時から姿勢をずらすだけで腰
が痛むという、時限爆弾を抱えたような状態になってしまいました。
「『腰』という漢字に『要』という部分を入れると考えついた人は天才だ」な
どと現実逃避をしたくなるような有様でした。
幸い時限爆弾は爆発することなく、3日後にはすっかり良くなったのですが、
腰痛だけは言っておいた方がいいなあ、と改めて思った出来事でした。
「腰痛キャラ」として知られるのは確かに楽しいことではないのですけれど、
痛くなって苦しむのは自分です。
それよりも、こっそりそういうのを避けていて、ちょっとの荷物も運ばない
“ものぐさな人”と誤解される方が、私は気持ち良くないと感じるんですね。
恥を忍んで「私、腰痛」。腰の悪い人、今月の標語にいたしません?
[久保田ワタル] |