梅の花が咲いているのを見かけるようになりました〜。
暖かい春が待ち遠しい今日この頃ですね。
主婦、横川美和子が健康生活に関するコラムをお届けします。
先日、市民向けの『お茶についての講座』を聞きに行きました。
私たち日本人の食事どきに、お茶は欠かせませんよね。
しかし毎日飲んでいるわりに、私はお茶のことをよく知らなかった……。
この講座は、お茶のことを深く知る良い機会でした〜!
お茶の葉は、“チャ”(別名:チャノキ、学名:Thea sinensis)
というツバキ科の植物の葉や芽を摘み、加工して作られます。
緑茶もウーロン茶も紅茶も、みな同じチャの葉からできているそうです。
お茶を作る時に、チャの葉に含まれる酸化酵素の働きを止めるために熱を加え
ます。
この加熱処理を行うタイミングの違いでどのお茶になるか分かれるんですね。
【緑茶】
不発酵茶。
摘んだ葉を素早く加熱して酸化酵素の働きをとめる。
【ウーロン茶】
半発酵茶。
緑茶と紅茶のほぼ中間。
【紅茶】
発酵茶。
酵素を最大限に働かせてから加熱する。
栄養的には緑茶が優れていて、『カテキン』は殺菌・抗酸化作用で知られてい
ますよね。
『カフェイン』は、覚醒作用で眠気を覚ますのに活躍します。
『テアニン』は、お茶特有のアミノ酸成分で、心身をリラックスさせてくれる
効能を持ちます。
生の茶葉には『ビタミンC』が豊富ですが、
不発酵の緑茶はより生葉に近い状態を保っています。
つまり、美肌に欠かせないビタミンCも豊富ということ!
講座を聞いて、お茶ができるまでの工程はきっちり計算し尽くされていること
と、体に良い成分もずいぶん広くて深いことを、再認識しました。
健康飲料としても、ずっとお茶は欠かさず飲みたいと思いま〜す。
成分とかのことは時々考えるとして、やっぱり「お茶を飲んでホッと一息」
というのが一番美味しい飲み方ですよね!
■■■■■『緑茶』の美味しい入れ方
http://www.k-salad.com/food/feature/031_1.shtml
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