疲れた身体にうれしいクエン酸がたっぷり。梅干は食中毒の予防にも。
梅は、日本には奈良時代以前に中国から渡ってきました。もともとは観賞用の花とされていて、今のように果実を食べるようになったのは鎌倉時代以降のこと。
梅にはクエン酸をはじめとするさまざまな酸味成分のほか、カリウム、鉄、食物繊維などが含まれています。特にクエン酸は疲労物質である乳酸の分解を促して疲労回復に役立つほか、消化液の分泌を良くして食欲を増進させることが知られています。
青梅は生で食べると中毒を起こす場合があるので注意が必要。そのまま料理に使うというよりも、梅干しや梅酒などに利用するのが一般的です。お酒が苦手な方や子どもがいるご家庭では、青梅と砂糖だけで梅シロップを作ったり、梅と塩で梅酢を作ってもよいですね。
ことわざ 〜梅はその日の難逃れ〜
朝、出掛ける前に梅干を食べると、その日は災難をまぬがれるという意味です。梅の殺菌効果や疲労回復効果は、昔から伝えられ、その土地特有の熱病や風土病にかからないように、梅干を「薬」として携帯していたとも言われています。今でも旅館などで、朝食に梅干が出されるのは、この説が生きているためでしょう。 |
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カリウム クエン酸 食物繊維 鉄 |