足の親指が小指の方向に異常に曲がってしまっている状態を、外反母趾といいます。
症状がひどくなると、影響が全身におよび、腰痛や頭痛の原因にもなります。原因は、生まれつきの足の形、きゅうくつな靴や、硬い路面による衝撃など、足に加わる外部からの圧力によると考えられています。また、足の裏のアーチを作る中足関節というところの靭帯(じんたい:関節と関節をつないで安定させている組織)が弱くなっているために起こるともいわれています。女性の発症率は男性の10倍で、13〜14歳頃と50歳代に特に多くなります。
外反母趾を治療するには、足に負担をかけないことが大切です。症状が軽いうちに、足にあった靴を履く、足の裏の曲線を調節する靴の中敷を使う、足の指を支えるサポーターを利用するなどして改善をはかりましょう。
手術方法や治療法は、症状の程度や本人の希望、生活の背景などに応じて選びます。医師とよく相談して決めましょう。 |