COPDとは、肺胞の拡張と肺の毛細血管の破壊により、肺機能が低下し、呼吸障害を起こす病気です。
病気の原因は明確にはなっていませんが、ほとんどの患者が喫煙者であるため、喫煙との因果関係は明らかです。欧米などでは、喫煙者の約30%が発症しているとも言われています。
ただし、同じ家族内の患者も多く見られるため、遺伝性因子も指摘されています。
初期症状は運動時の息切れですが、症状が進むと安静時に呼吸困難を起こすようになります。また、一度発症してしまうと、病気の進行を止めることはできません。
ですので、発症させないことが大切であり、そのためには禁煙が最も効果的な手段となります。
治療は、まず禁煙をすることが前提となりますが、それだけでは症状は治まらないため、気管支拡張剤や抗コリン剤を使用したり、リラクゼーションやリハビリテーションに努め、呼吸の改善を図ります。症状が悪化した際には、在宅酸素療法なども行われます。欧米では、肺移植なども行われているそうです。
以前は肺気腫と呼ばれていました。 |