じん肺とは、有害な粉塵を吸入することにより起こる肺の障害です。
かつては、鉱山やトンネル工事の従事者が、岩石に含まれるケイ酸による障害を受けることが多くありました。
近年では、断熱材として用いられてきたアスベスト(石綿)が問題になっています。アスベスト工場の近隣の方に症状が現れていることが多く見られますし、建築解体現場や地震災害などによりアスベストが撒き散らされる危険性があり、労働環境の規制や健康被害への補償など、国を主導とした対策が求められています。
症状としては、咳や痰、息切れなどが長期間にわたり、徐々に悪化した結果、呼吸困難などに至ることもあります。また、結核やがんを合併発症することも高い確率で見られます。
現在のところ特効薬はなく、ステロイド剤や粘液溶解剤、気管支拡張剤などが対症療法的に用いられています。
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