肝硬変は、慢性的な肝障害の末期的な症状で、肝臓の機能が働かなくなる病気です。アルコール性肝炎、慢性肝炎などが原因で起こります。日本国内では年間1万5千人以上の死亡があるといわれ、約3対1の割合で男性に多くなっています。
当初の自覚症状は、全身倦怠感、疲労感、食欲不振、微熱、腹痛など、特徴的なものはありません。しかし症状が進行するにつれ、皮膚がメラニン色素増加のためにどす黒くなり、毛細血管(首、胸など)のくも状の拡張(くも状血管腫)、手のひらが赤くなる(手掌紅斑)などが見られるようになります。
さらには、黄疸や腹水、足のむくみの症状のほか、消化管からの出血による意識障害や昏睡状態(肝性昏睡)などに陥ります。
予防にはアルコール消費量を減らすことが大切です(アルコールによる肝硬変の場合)。 |