関節は骨と骨が組合わさっている場所です。脱臼はその骨と骨が正しい位置からずれてしまった状態をいいます。
肩の関節に起こりやすく、15〜40歳代、とくに20歳代に多くみられます。
脱臼すると、関節をおおっている袋(関節包)や靱帯(じんたい:骨と骨をつなぐ繊維組織)、骨などが傷つき強く痛みますが、もとの位置にもどすと、痛みはすぐに消えます。脱臼したままにしておくと関節のまわりの組織を痛めてしまうので、腕を動かさないようにしてすぐに整形外科で医師の治療を受けることが大切です。
痛みがなくなると、つい動かしたり普通に使ってしまいがちですが、 きちんと治しておかないと日常的なふとした動作でも脱臼をくり返す、反復性脱臼になってしまうことがあります。反復性脱臼になってしまったら、治療法は手術しかありません。医師の指示を守り、きちんと治療しておくことが大切です。 |