ネフローゼ症候群とは、腎臓の糸球体に障害が生じ、血液中のタンパク質が大量に失われ、その結果全身にむくみが出てくる病気です。原因はわかっていません。
乳幼児の3〜5歳の男の子に、最も多くみられます。
ネフローゼ症候群とは、単一の病気ではなく、次のような状態をいいます。
1.尿中にタンパクがたくさん出る。
2.血液中にタンパクが減る。
3.尿量が減り、体がむくむ。
治療にはステロイド剤が有効です。正しく使用すれば、ステロイドは恐い薬ではありません。自己判断でステロイド剤を勝手に中止したり、減量すると、治療が正しく行えませんので注意しましょう。
内服薬で一度治っても、突然また再発することもあります。再発の早期発見のために、毎朝、尿試験紙で調べることもあります。状態によっては、運動制限もあります。日常生活について、主治医とよく相談しましょう。
また、かぜや感染症にかかると再発することもあります。特に、水ぼうそうにかかると悪化するので、早期に、水ぼうそうの予防接種をしたほうがよいか、主治医に相談しましょう。 |