おたふくかぜは、くしゃみやせきを介してムンプス・ウィルスが感染して起こります。
1〜2日の発熱のあと、耳下腺が腫れ、腫れは1週間ほどで治り、熱もほとんどは数日で下がります。多くは、一過性の症状で経過しますが、次のような合併症が出ることがあります。
【1】 10人に一人の割合で、ウィルス性の髄膜炎がみられます。高熱が続き、頭痛と共に吐き気やおう吐がみられたり、首の後ろが硬くなって、あごを胸につけられないという症状がみられたら、すぐに受診しましょう。
【2】 ムンプスウィルスによって睾丸・卵巣、膵臓、腎臓に炎症がおきることがあります。15歳以上でかかると重症になる場合があります。幼少児の場合は比較的軽症で済みますが、睾丸を痛がる場合は早めに受診して対処しましょう。
【3】 まれ(約15,000人に1人)に難聴になることがあります。多くは片側性なので見逃されがちですが、後遺症を残すことがあるので、片耳ずつ、耳の後ろで小さな音をたてて反応をみるなど、チェックをしましょう。
予防接種は1歳を過ぎれば受けられます。2〜10歳によくかかるので、早い機会に受けておくとよいでしょう。 |