高血圧症は、原因となる病気が特定できない、本態性高血圧症と、腎臓病、内分泌異常、血管異常など原因となる病気が明らかな二次性高血圧症に分けられ、本態性高血圧症が大部分を占めます。ここでは、本態性高血圧について説明します。
血圧とは、心臓から送り出された血液が血管壁に対して示す圧力のことです。血液は心臓が収縮した時に送り出され、拡張時に心臓に戻ります。心臓が収縮した時の血圧を収縮期血圧(または最高血圧)、心臓が拡張した時の血圧を拡張期血圧(または最低血圧)といいます。
長期の高血圧によって、動脈硬化を引き起こす可能性が高くなります。また動脈硬化が進行すると、眼底出血による視力障害、脳血栓による手足のしびれ、冠動脈硬化による胸痛、不整脈、腎硬化症などが二次的に起こります。
体重の増加に注意して食塩と脂質の摂取量を減らす。過度なアルコールを避け、禁煙を心がけ、適度な運動を行う。など生活習慣を改善し、血圧が下がってくるか様子をみます。生活習慣が改善しても血圧値が高い場合は、降圧剤を使用します。 |