急性糸球体腎炎は、腎臓にある糸球体(しきゅうたい)に急性の炎症が起きる病気です。単に腎炎ともいわれます。多くは細菌が扁桃炎や咽頭炎などを起こした後に発病し、 子どもや若い人に多い疾患ですが、成人でもかかります。
炎症の原因は溶連菌という種類の細菌に感染した後、その細菌に対抗するための抗体ができ、 抗原(細菌)と抗体が結合して免疫複合体になったものが 糸球体で反応を起こすためです。必ずなにかの感染症が先行して起こりますが、もっとも多いのは扁桃炎、咽頭炎です。
この他、中耳炎、膿痂疹(のうかしん)などの皮フ感染症、猩紅熱(しょうこうねつ)、 亜急性心内膜炎、肺炎、流行性耳下腺炎、インフルエンザなどが原因となる場合もあります。 |