マラリア原虫を持つハマダラカ属の蚊に刺されることで、感染します。主にアフリカ、東南アジア、中南米などの熱帯、亜熱帯地域に広く分布していて、全世界で年間3〜5億人の患者がいるとの報告があります。日本では、海外感染者のみで、年間100名ほどが報告されています。
マラリアには熱帯熱マラリア、四日熱マラリア、三日熱マラリア、卵型マラリアの種類があり、それぞれ潜伏期間や発作の間隔が異なります。潜伏期間は数週間〜1ヶ月ほどです。
一般に熱帯熱マラリアが最も多く、症状も重くなります。治療が遅れると、脳障害、腎不全などを起こし、死亡に至るケースも少なくありません。
予防方法は、蚊に刺されないことが第一ですが、予防薬も数種類あります。しかし、強い副作用がある上、薬剤耐性のあるマラリアも多く、訪れる地域の状況に合わせ、豊富な知識を持った専門家(大学、研究機関)による治療が望まれます。
日本では感染者が少ないため、医者の認識度が低く、通常の医院では風邪などと誤診されることもありますので注意してください。 |