うな丼の良い点・悪い点

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うな丼

うな丼のマル
うなぎは、なんとなく高カロリーのイメージがあり、女性は敬遠がちかもしれませんね。でも、丼もののカロリーを比べてみると、カツ丼900kcal、天丼750kcal、中華丼740kcal、ネギトロ丼720kcal、うな丼650kcalと決して高カロリーではないのです。まずは、マルがひとつですね。

うな丼牛肉や豚肉、鶏肉に含まれている脂肪の主な成分は 「飽和脂肪酸」。これを摂り過ぎると血液中の悪玉コレステロールを上昇させてしまいます。
一方、魚類に含まれる脂肪の主な成分は「不飽和脂肪酸」。悪玉コレステロールを抑制する働きがあるばかりか、あのDHAEPAも含まれるのです。DHAは記憶力を向上させたり、視力を回復させる働きがありますし、EPAは血液中の中性脂肪やコレステロールを抑える働きがあります。
うなぎも魚類ですから、これらの不飽和脂肪酸がたっぷり含まれています。これが2つめのマルです。

うな丼を食べるときに「山椒」をかけますよね。この山椒は、うなぎの消化を助ける作用があるのです。何気なく振りかけている山椒ですが、消化吸収を高め、胃酸の働きを活発にさせることが分かっています。ここまででも、もう3重マルのうな丼です。

1杯のどんぶりの中には、うなぎの豊富なビタミンとミネラル、カラダにいい脂肪分、ご飯に含まれるカラダの基礎となる糖質とたんぱく質がいっぺんに含まれているのです。さらに、皮膚の主成分として健康なお肌には欠かすことのできない「コラーゲン」まで、たっぷりと含まれています。コラーゲンは皮に多く含まれていますから、うなぎは皮ごと食べるのがいいのです。うな丼はたくさんのビタミン、ミネラルを含んだ理想的なメニューなのです。


うな丼のバツ
さて、うなぎにはカラダにいい不飽和脂肪酸がたくさん含まれているとお話しましたが、同時に何かとカラダに心配な「コレステロール」も多く含まれているのです。これはバツかもしれません。

さらに、いろいろな栄養素を豊富に含むうな丼にも、全く含まれていない栄養素があります。
それが防衛ビタミンといわれている「ビタミンC」です。ビタミンCはカラダの免疫作用を強化し、肌の美しさを保つために大切なビタミン。不足すると肌が荒れたり疲れやすくなりカラダの免疫作用も衰え、病気にかかる危険性も出てきます。これも大きなバツですね。

でも、ビタミンCは比較的摂りやすいビタミンです。うな丼を食べたら、その日のうちにビタミンCを補うようにしましょう。さらにうな丼だけだと野菜も不足してしまいます。一品、野菜類を追加するか、食後に野菜ジュースを補うなどの工夫をしましょう。


管理栄養士・野苅家敦子のワンポイントアドバイス
ここでは、市販のうなぎの蒲焼を、ご家庭で召し上がる時に、柔らかくする方法をお教えしましょう。
市販のうなぎの蒲焼きをフライパンの上にのせ、お酒をふりかけ、蓋をして5〜6分弱火で蒸します。これだけで柔らかいうなぎの蒲焼に大変身するのです。ぜひ一度お試しを!
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