|

疲れたときに甘いものを食べると、ほっとしませんか?日本の代表的スイーツといえば甘味処で食べる「あんみつ」ですね。
あん、みつ、寒天、赤えんどう豆、ぎゅうひ、みかん・・・様々な食材が入った色とりどりのあんみつは、眺めているだけでも楽しいものですが、この中に現代人に不足しがちな栄養素がたくさん含まれているのです。
まず第1のマルは、メインの寒天。
海藻から作られる寒天は、食品のなかで食物繊維を一番多く含んでいるのです。食物繊維に整腸作用があり、便秘に役立つということは皆さんもすでにご存知でしょう。
この他にも最近では、水溶性食物繊維が悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールの低下を抑制する効果をもっていることがわかったのです!
さらに食物繊維を多く摂るようにすると、腸壁からの糖質吸収に時間がかかるようになり、血糖値の上昇が緩やかになります。寒天は低カロリーで吸水力がありますから、水分を吸うとカサが増えます。つまり少量でも満腹感が得られるし、糖質の吸収に時間がかかるので満腹感が長持ちするというわけです。フニャフニャと頼り無さそうに見える寒天ですが、かなりの優れものだったのですね。
さて、第2のマルは、あんみつの中に入っているお豆です。
あのお豆の正体をご存知ですか?そう、赤えんどう豆です。赤えんどう豆は、グリンピースをサヤから出して乾燥させたもの。ビタミンB類やカリウムのほか、成熟したえんどう豆にはほとんど含まれないビタミンCも含まれています。また、豆類のなかでも食物繊維の含有量はトップクラスです。脇役のような赤えんどう豆も栄養の宝庫なのです。
第3のマルは小豆から作られるあんです。小豆はサポニンという特殊成分を含み、薬効があるといわれています。また、ビタミンB1も豊富に含んでいます。
昔から受け継がれてきたあんみつは、栄養素が不足しがちな現代人にぴったりのスイーツだったのですね。 |