日本人にとって親しみ深い飲み物、緑茶。蒸すだけではなく、炒ったりする事によって、味や香り・色などが大きく変わってきます。あなたの好きなお茶は、どんなお茶ですか?
今回は緑茶の美味しい入れ方や、知ってそうで意外に知られていない緑茶のあれこれを紹介していきます。
監修:三浦真希子(管理栄養士)
緑茶は煎茶とも呼ばれ、紅茶など発酵させて作るお茶とは違い、発酵させない不発酵茶のひとつです。蒸すことにより茶葉の酵素の働きを抑えて作るという、世界的にも珍しいお茶であり、生産・消費ともほぼ日本に限られています。
最近の研究では、この緑茶に様々な健康効果があることが分かってきました。(健康Salad:緑茶の健康成分)
高級茶は、いわゆる玉露と呼ばれます。一般的に、茶葉を摘み取る時期、茶葉の品質によっての味の差から、値段が決まります。
級茶は、お茶が最も美味しい時期(4月末〜5月上旬)に良質の新芽を摘み取ったもので、お茶の旨味成分が多く含まれています。また製茶された茶葉は、濃緑色で艶があります。
一方、安いお茶ほど値段が下がるにつれて摘む時期遅くなり、二番茶や三番茶と呼ばれます。原料の葉も硬くなります。またお茶の味は苦渋味が多くなり、茶葉は荒く、色沢も浅くなります。
また、番茶とは下級煎茶のことで、高級煎茶を作る過程で選別された古い葉や、硬い葉などが使われます。玉露と比べると甘みは少ないですが、さっぱりとした軽い味わいで、毎日飲む普段使いのお茶として親しまれています。

緑茶には、カフェインが含まれており、中枢神経を刺激して興奮させるので、眠気覚ましによく飲まれます。でも、寝る前に飲んで眠れなくなっては大変ですね。夕食後や寝る前には、カフェインが少ないほうじ茶や玄米茶がおすすめです。
ほうじ茶は、発酵させた茶葉を強火で炒り、独特の香りを際立たせたものです。香ばしい香りと、さっぱりした口当たりが特徴です。
玄米茶は、茶葉と炒った玄米を1対1で混ぜたものです。炒った米の香ばしい香りと、すっきりした味の飲みやすいお茶。ほうじ茶と玄米茶は、カフェインと渋味成分のタンニンが少ないので、夜寝る前に飲んでも安心です。
玉露の茶葉は、藁(わら)や寒冷紗などで約1ヶ月ほど茶園を覆い、日光をさえぎって育てます。陽の光を当てずに新芽を育てるため、茶葉の緑色が濃くなり、渋みが少なくうまみを多く含んだお茶ができます。
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