おしゃれなカフェもどんどん増え、ホッとするひと時はコーヒーと共に、という方が増えているのではないでしょうか。昔はコーヒーと言えばブレンドとアメリカンしかなかったけれど、今はなんだか種類が多すぎて、というアナタ、コーヒーの基礎をぜひおさらいしてみてください。
監修:三浦真希子(管理栄養士)
コーヒーはコーヒー豆から作られます。これはみなさんご存知でしょう。
コーヒー豆ができるのは赤道を中心に、南北の回帰線で区分されている熱帯地方で、コーヒーができる地域をコーヒーベルトと呼びます。アカネ科の植物であるコーヒーの木にできた、真っ赤に熟したコーヒーの実からまず種子を取り出します。この種子を焙煎したものが、私たちがよく見る、褐色のコーヒー豆なんですね。
焙煎の方法はいろいろありますが、家庭ではフライパンで加熱して焙煎することも出来ます。
焙煎されたコーヒー豆は“炒ったコーヒー” “炒り豆”などと呼ばれますが、この炒り豆や、炒り豆を挽いて細かくした粉を『レギュラーコーヒー』と呼びます。
レギュラーコーヒーは、専用の器具を使ってコーヒーの持つ成分をお湯や水などへ引き出す(抽出する・ドリップする)ことで、ようやく液体の飲み物・コーヒーになります。
お湯などで溶かして飲む『インスタントコーヒー』は、製法は色々ありますが、液状にしたコーヒーを濃縮してから乾燥したものなので、元々はこれもレギュラーコーヒーです。インスタントコーヒーのほうが体に悪い、と言われたりもしますが、元が同じものですから、栄養成分なども特に変わりありません。
ただし、味や香りは、やはり新鮮なものが一番です。挽きたてのコーヒー、炒りたてのコーヒーは、部屋中に香りが立ち、贅沢な気分が味わえます。
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コピ・ルアックという、世界最高級といわれているコーヒーがあります。
ルアックというのは、インドネシアに生息するジャコウネコ科の小動物のことで、コーヒーの果実を食べます。このルアックのフンの中から取り出し、きれいに洗浄したコーヒー豆が、世界最高級のコピ・ルアックになるのです。独特で複雑な香味を持つこの豆は、ジャコウネコ腸内の消化酵素の働きや腸内細菌による発酵によって、コーヒーに独特の香味が加わると言われています。
最高級のコーヒーは、なんと動物のフンの中に眠っていたのですね。
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