サロマ湖を持つ常呂(トコロ)町では、日本有数のホタテの産地で、年間35000トンが水揚げされています。また、常呂町はホタテの養殖技術発祥の地。
サロマ湖はオホーツク海とつながっている汽水湖で、ホタテ貝の成育に最も適した潮の流れと、冬、流氷がもたらすプランクトンによって、脂がのり、甘味があって、身がしまりかたちも大ぶりなホタテが育ちます。
宮城のカキは、養殖に理想的なリアス式海岸が育てたものです。波の静かな湾の中で成長すること、カキの好物の植物性プランクトンを育てる栄養塩を運ぶ河川が注ぎこんでいること。そして、成長に適した潮の流れや水温が、あのおいしいカキにしてくれるのです。
宮城のカキはつやつやとした乳白色です。身がふっくらとし、殻のわりに身が重く、味は、甘味があって、とろりとしています。
「その手はくわなの焼き蛤」 という諺になるほど、桑名のハマグリは昔から有名でした。桑名の浜から沖合にかけては、木曽の3つの川(揖斐・木曽・長良)の淡水と海水が程よく混じり合って、貝類が豊富に摂れる地域です。
桑名のハマグリは「浜の栗」と呼ばれるほど色、ツヤがよく、ふっくらとした大きな身です。
有明海沿岸は、矢部川、沖の端川、嘉瀬川、六角川、塩田川、鹿島川など数多くの川が、運び込む土砂が堆積するため、軟らかい底質の干潟が広く発達し、アサリが住みやすい環境を作っています。有明海産のアサリは、コハク酸が特に多く含まれているので、旨味が強いのが特徴です。 殻は薄くて、端先がまっすぐ伸びています。