|
学童期中期から学童期後期は、運動嫌いがみられるようになる時期です。小学校3〜4年生になると、「他の人よりできない」「疲れる」などの声が、子どもの口から出るようになります。高学年になると、運動することが競技をすることにつながり、ますます運動嫌いが目立ってきます。しかし、同時に「うまくなりたい」「カッコよくなりたい」という気持ちも強くなるため、この感情をじょうずに生かすと効果的です。
また、運動嫌い解消や体力づくりのため、水泳教室や各種スポーツ教室に子どもを通わせている親御さんも多いようですが、このような場合に注意してほしいことがあります。それは、教室での運動は「習う」という受け身的な態度になりやすく、競技や技術に偏った指導をおこなっている教室もあるということ。なかには、親の願望ばかりが先走り、子どもの意志を無視して運動を強要したり、教室に入会させたらあとは無関心という親御さんも見受けられます。
子どもにとって健やかな成長のための運動であるためには、教室の指導方針や指導内容を十分に考慮し、親御さん自ら実際の指導現場をよく観察することが必要です。そして、子どもが本当に楽しんで取り組んでいるか、もっとうまくになりたいという意欲があるかを、日常の会話や態度で常に観察することもたいせつです。 |