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子どもの靴選びは、すぐ大きくなるからと、少し大きめの靴を選んだり、履かせやすい、脱がせやすいなどの大人の理由で、靴を選ぶことが多いようです。しかし、子どもの健やかな足の成長を考えた場合には、靴選びは大変重要であることをしっかり認識しましょう。
成長期の子どもの足は、軟骨部分が多く未完成状態です。大人でも足に合わない靴を履いていると、疲れやすくなったり、姿勢が悪くなったり、血行不良を起こしたり、腰痛、外反母趾などが生じる原因になります。1年に0.5〜1cmも大きくなる成長期の子どもの足では、合わない靴を履くことによって、大人以上の悪影響を受けることが容易に想像できると思います。
大きめの靴だと靴の中で足がずれるので、足の指にいつも力を入れることになります。小さめの靴だと、靴の中で指先が圧迫されてしまい指を動かすことができません。このように合わない靴を履くと、足の指の働きが失われて、地面をしっかり踏ん張って体重を支えることができなくなります。
足裏アーチは2〜3歳頃から発達し、6〜7歳で大人のようなアーチになるので、この時期に合わない靴を履いていると、子どもの足が変形してしまいます。小学6年生女子の23%に外反母趾が見られるという報告もあるように、さまざまな障害が発生しやすくなります。
加えて、足裏アーチの未発達状態では、運動能力を十分発揮することができないので、以後の運動能力全般の発達にも悪影響を及ぼすことが考えられます。この時期には、子どもの足の成長に合わせた慎重な靴選びを行なうことが必要です。 |