アレルギーの子供向けエクササイズ

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体力づくり アレルギーの子のためのエクササイズ

「子どもたちのからだがおかしい」

 約8割の子どもたちにアレルギー症状が

最近の子どもたちのからだには、さまざまな異変がおきています。2000年に1400カ所の保育園、幼稚園、小中学校を対象におこなわれたアンケート調査によると、子どもたちにもっとも目立つからだの異常は「すぐ疲れたという」と「アレルギー」です。この2つの項目が、保育園から中学校までのどの年代でも1、2位を占めていて、それぞれ全体の7〜8割の子どもにみられます。

また、アレルギーとの関連が推測される「皮膚のカサカサ」という項目も多く、これも全体の7割の子どもにみられます。

同様の調査は1979年にもおこなわれていますが、上位を占めているのは「虫歯」「姿勢の悪さ」「すぐ疲れたという」の項目で、「アレルギー」の子どもの割合は1割にも達しませんでした。この20年間で子どもにアレルギーが急増していることは、データの上でもあきらかです。


 免疫力の低下もアレルギーをひき起こす原因に

アレルギー増加の背景には、ダニや花粉など、アレルゲンと呼ばれるアレルギーの原因物質の他に、住宅(高気密、新建材に含まれる化学物質)や食べ物(食品添加物の増加、食の欧米化)、大気汚染などの生活環境の変化があげられます。また、子どもの体力の低下や免疫力の低下も、アレルギーの発症に関係していると考えられています。

免疫力とは、生まれながらにして備わっている、自分で自分のからだを守る力。免疫とは、体内に細菌やウィルスなどの有害な物質が侵入したとき、その異物を排除し、からだを守ろうとするシステムのことです。しかし何らかの原因によって、この免疫システムに異常がおこると、本来無害な物質に過剰に反応してしまい、その結果アレルギーをおこしてしまうことがあるのです。特に、まだ成長段階にある子どもは、免疫システムが不完全な状態であり、アレルギーをおこしやすいといえます。


 アレルギーの予防に大切なのは自律神経

免疫力回復のための自律神経を鍛えるポイント さらに、アレルギーの増加と歩調をあわせるように、 学校や保育の現場では「朝からあくびをする子」「平熱36度未満の体温の低い子」が増えていることが指摘されています。これらは、自律神経のバランスのくずれや機能の低下による症状です。自律神経とは、体内や体外の状態の変化や刺激に対して、自分の意志とは関係なく自動的に反応し、さまざまな臓器や器官をコントロールしている神経です。

たとえば、体温を常に一定の状態に維持したり、呼吸、心拍、血圧などのからだの恒常性を保つ働きをしています。また、体内時計を24時間の自然のリズムにあわせ、からだのさまざまな機能をコントロールしています。免疫システムもこの自律神経に支配されているので、自律神経のコントロールが正常に働かなくなると、免疫システムもダメージを受けてしまいます。アレルギーを予防するためには、免疫力を回復しなくてはなりません。そのためには、まず免疫力をつかさどる自律神経を鍛えなければならないのです。そして、自律神経を鍛えるためには、毎日の生活習慣を改善し、続けていく努力が必要です。



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