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鬼ごっこ、相撲、押しくらまんじゅう、馬跳び、縄飛び、ゴム跳び、キャッチボール、木登り、基地づくり、べーごま、めんこ・・・。いずれも昔ながらの遊びです。皆さんも子どもの頃には、これらの遊びに夢中になっていたのではないでしょうか。
このような遊びはいずれも、子ども達に必要な心と体の発達を、効果的に促すのに最適な遊びです。なぜなら、子ども達が自ら必要としている好奇心や欲求、発育に必要な体への刺激を満たすために、いわば必然的に発生して生み出されたのが、昔ながらの遊びといえるからです。外で行なう昔ながらの遊びから、子ども達は以下のような様々な効果を得ることができます。
1.基礎体力を鍛える効果
走ることや跳ぶこと、力を入れること、またそれらを続けることで、筋力(力強さ)、瞬発力(瞬間的に発揮する筋力)、持久力(ねばり強さ)を遊びながら鍛えることにつながります。
また、力を上手く発揮すること、動きに合わせ体をコントロールすること、力加減や力を入れる方向を巧みにコントロールすることなどのバランス能力も、遊びながら身につけることができます。
2.体を成長させる効果
体を大きく動かしたり、足腰を踏ん張ったりすることで筋肉が発達します。それに伴い骨も刺激され成長するため、丈夫な骨格が作られていきます。遊びを通じて骨が丈夫に成長し、正しい姿勢が作られていきます。
3.防衛体力を高める効果
防衛体力とは、外界からのストレスなどに耐え、生命を維持していくためのからだの能力であり、免疫力や自律神経のはたらきを指します。
外で行なう昔ながらの遊びには、体を適度に疲労させたり、外気に触れさせたりすることで、防衛体力を高める効果があります。
4.五感を刺激する効果
視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚の五感がバランスよく刺激されず、偏った感覚だけしか刺激されないと、現実の世界を感じ取る能力が衰え、心身に様々な弊害をもたらします。
特に触覚は、外界と自分の体をつなぐ感覚として重要です。相手の体に触れたり、触れられたり、体重を支える足裏の感触、物を掴む手の平の感触などで触覚が十分に刺激されます。
5.社会性や常識を身につける効果
遊びには、平等や公平性といったルールが存在します。また、異世代の友達や地域の人々との交流があります。遊びを通じて「やって良いこと、悪いこと」を学んだり、他人を思いやることや我慢したりすることが、次第に身に付いていきます。それは同時に、人間関係を築く力、集団のルールを守る心、忍耐力や責任感、自発性などを育むことにもなります。
「何をさせたら良いのか?」と、遊びを難しく考える必要はありません。昔ながらの外遊びこそ、子ども達にとって最適な遊びなのです。 |