朝食をとりましょう |
朝食をしっかり食べていますか? |
 |
国民栄養調査によると、高校生の年代で朝食を食べない割合は、男子で13.7%、女子で9%にのぼります。食べない理由は「寝坊」「時間がない」「食欲がない」などですが、なかには小中学生のころから朝食を食べていない子どもも少なくありません。朝食は、1日のエネルギー源。毎朝きちんとごはんを食べさせて、正しい食習慣を子どもに根付かせたいものです。 |
朝食抜きだと、頭がぼーっとする |
 |
| 中学1年生を対象にして、朝食と集中力との関係を調べた実験があります。朝食を食べた日と抜いた日とで、計算問題をこなした後の自覚症状を子どもたちに聞いたところ、朝食を食べなかったときには「気がちる」「根気がなくなる」「間違いが多くなる」という訴えが増えたそうです。朝食を食べないと集中力が衰えて、脳がしっかり働いてくれないようすがよくわかります。 |
朝の脳は、エネルギー不足状態 |
 |
| 朝食を食べないと、どうして頭がぼーっとしてしまうのでしょう。その答えは、脳を働かせるブドウ糖にあります。1回の食事からは、ブドウ糖の貯蔵型であるグリコーゲンを約50gしか肝臓に蓄えることができません。脳は、睡眠中も「レム睡眠」のときに活動を続けているので、朝目覚めたときには夕食で蓄えたブドウ糖を使い切ってしまっているのです。朝の脳は、ブドウ糖の補給を待ちかねているガス欠状態なのです。 |
朝食で、脳にエネルギー補給! |
 |
| 脳のエネルギー源になるブドウ糖は、砂糖に含まれているショ糖、果物に含まれている果糖、ごはんやパンのでんぷんが消化吸収されたものです。朝食でこれらの食品を食べると、消化管から血液中にブドウ糖が入って血糖値が上昇。血液中の糖分が脳のエネルギー源となるので、頭がすっきりと目覚めてきます。同時に、朝食をとると体温も上がってきます。朝食を食べれば、体のウォーミングアップは完了。集中力もアップします。 |
たんぱく質の食品で、体温を上昇! |
 |
| 食事をとると体温が上昇しますが、体温を上げる作用の高いたんぱく質を含んだ食品をとると、さらにしっかりと体が目覚めてきます。たんぱく質を含んだ食品で朝食に取り入れやすいのは、牛乳と卵、ハム・ソーセージや魚、豆腐や納豆。和食ならば、ごはんにみそ汁、納豆、干物を準備してみてはどうですか。パン中心のメニューならば、牛乳やハムエッグ、サラダを組み合わせてはどうでしょう。 |
「朝食が食べられない」ときは、生活リズムの見直しを! |
 |
| 小学校の高学年ともなると、就寝時間が遅くなって、生活パターンが夜型に傾いている子どもも少なくありません。夕食の時間が遅かったり夜更かしをしていると、朝なかなか起きられず食欲がわいてこないものです。高学年になったとはいっても、まだまだ子ども。午後10時くらいまでには寝床に入るように、生活リズムを見直してみてください。睡眠時間がたっぷり確保できれば、食欲もわいてきますよ。 |
シリアル(コーンフレーク)を利用しても |
 |
| もともと食の細い子で、朝食がしっかり食べられないときには、子どもの好む手軽な食品を準備してみてはどうでしょう。おすすめは、シリアル(コーンフレークなど)です。チョコレート風味のものや、ドライフルーツを混ぜたもの、食物繊維がたっぷりのものなど、さまざまなシリアルが市販されています。牛乳をかけて食べれば、栄養バランスもすぐれているものが多いので、安心です。シリアルとヨーグルト、果物を組み合わせてもいいでしょう。 |
お手軽朝食のすすめ! |
 |
| 寝坊して朝食をつくる時間がない!ピンチのときにおすすめのお手軽朝食は、クラッカーやロールパンとカップスープ、果物の組み合わせ。とくに寒い季節には、お湯を注ぐだけのカップスープやインスタントのみそ汁が、大活躍。すばやく体を温めてくれます。電子レンジやオーブントースターを使って、肉まんやおもちを朝食にすることもできます。時間がないときでも、上手に工夫して、子どもに朝食を食べさせてくださいね。 |
休日は、親子でクッキング! |
 |
| 時間がたっぷりある休日の朝食は、親子でいっしょに準備してみてはどうですか。おすすめのメニューは、「パンケーキ」です。食卓のテーブルにホットプレートを用意して、子どもの好きな形のパンケーキを焼いてみましょう。サンドイッチ用のパン、ハム、チーズ、ゆで卵や野菜をそろえて、「お好みサンドイッチ」はいかがですか。自分の好きなものをはさんでサンドイッチを作るだけで、子どもは喜んで食べてくれますよ。 |
|
 |
|
|
|
|
 |
|