好き嫌い |
「好き嫌いをつくらないために心掛けて欲しいこと」
食べ物の好き嫌いは、味覚が発達し、自己主張が強くなる1才ぐらいから始まります。偏食にはさまざまな原因があり、その食品自体の好き嫌いによることだけでなく、子どもを取り巻く生活環境によって偏食をすることもあります。
幼児期の子どもにとって、偏食をせずにいろいろな種類の食品を食べて、栄養のバランスがとれた食事をすることはとても大切です。
好き嫌いが始まるこの時期が肝心。子どもの偏食は、両親の偏食が影響していることも多いので、お父さんやお母さんがお手本となり、多様な食品、多様な味を体験させ、子どもが好き嫌いをしないようにしましょう。
子どものからだの成長を考えれば、偏食をせずにいろいろな種類の食品を食べることが望まれます。でも、嫌いなものを無理やり食べさせたりすると、その食品に対して嫌なイメージがつき、大人になっても食べられなくなってしまうこともあります。
ぜひ、子どもが自然に食べるようになるような工夫をしてあげてください。いままで食べられなかったものを、少しでも食べられたときには、ほめてあげてくださいね。
親が子どもに先入観を与えるようなことを言わないようにしましょう。 |
「まずい」「くさい」など、親が先入観を与えるようなことを言うと、子どもはその食品を食べなくなってしまいます。また、子どもは驚くほど敏感ですので、親の考えていることが雰囲気で伝わります。「おいしい」と親が本心から思って、食事を与えるようにしてください。このことを裏付ける興味深い例があります。大人でも苦手な人の多いクサヤを赤ちゃんに食べさせる実験で、お母さんが自信を持って与えると赤ちゃんは安心して食べました。しかし、お母さんがためらいながら与えると、赤ちゃんは泣いてしまい食べなかったそうです。
子どもにいろいろなものを食べるチャンスを与えてあげましょう。 |
偏食の原因として意外に多いのが、食べず嫌いです。ふだん家庭で、いつも同じようなものばかり食べている場合、おじいちゃんやおばあちゃんの家など、外出先で自分の食べたことのない食べ物を警戒して食べないということがあります。お母さんが嫌いな食品は、自然と食卓にあがる回数も少なくなるケースが多いようです。いつも同じ食品を使ったおかずばかりではなく、さまざまな食品を組み合わせたおかずをつくってあげてください。
食事中にあまり叱らないようにしましょう。 |
好き嫌いは食卓をかこむ雰囲気によって大きく左右されますので、食事をしているときにあまり叱らないようにしましょう。毎回叱られていては、せっかくのおいしい食事がまずく感じられます。それによって、子どもが食べること自体を嫌いになってしまうことがあります。また、そのような状況で食事をしたのでは、せっかく栄養のあるものを食べても、消化にもよくありません。食事は楽しい雰囲気の中でしたいもの。最初は嫌いなものを残しても、残したことを叱るより、少しでも食べたことをほめてあげましょう。
子どもの苦手な野菜は調理の工夫をして少しずつでも与えましょう。 |
本能的に嫌がる野菜は、少量ずつでもかまわないのでお料理のしかたを変えて作ってあげるようにしましょう。何度もくり返し与えることで、いつの間にかその味を覚えておいしいと思えるようになる事もあります。ただ何度かやっても駄目な時は無理強いしないでください。いつか何かのタイミングで食べられるようになる事もあるので少し時間を空けて成長を見守ってあげる事も大切です。嫌がるものをくり返し食べさせてかえって苦手意識を作ってしまう事もありますので。
お手伝いをさせて一緒に作ってみましょう。 |
子どもに野菜を切らせたり、型抜きさせたり、調理のお手伝いをさせて一緒に作ると、喜んで食べることがあります。お母さんだけで作ったほうが時間もかからず、子どもの危なっかしい手つきに心配させられることもないのですが、自分で作ったものは子どもにとって特別な味がするものです。ぜひお手伝いをさせてあげてください。
一度嫌がった食べ物も時々食卓に出してみましょう。 |
その食品の味以外のことが原因で食べなかったときなど、一度嫌がった食べ物でも、ある日突然食べるようになることもあります。子どもの好き嫌いを決めつけず、たまには食卓に出してみてください。
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