「生理が不順」
生理がひどくなった
なんとなく子供を生む前よりも、生理がひどくなったようだと感じていませんか?下腹や頭がひどく痛い、吐き気がするなど、前はなかった症状がでてきているときには、子宮にトラブルがあるサインかも。よくあるのは子宮内膜症や子宮筋腫です。どちらもホルモンバランスの影響が考えられます。早いうちに治療をすればこわい病気ではないので、早めに婦人科で診察を受けましょう。
子宮内膜症は、こんな病気
一度は名前を耳にしたことがある子宮内膜症。これは子宮の内側をおおっている膜と似た組織が、子宮の外側にできてしまう病気です。生理が毎月だんだんひどくなる、セックスのときにお腹の中からつき刺すような痛みがでるなどの症状がでたら、子宮内膜症の可能性も考えられます。この病気にかかると20%ぐらいの人が、不妊になるといいます。早めに婦人科で検査してもらいましょう。
こんなに多い子宮筋腫
妊娠したことのある人がよくなる病気として、子宮内膜症とならんで知られているのが子宮筋腫です。良性の腫瘍が子宮の内側や外側にでき、手術をしてもまたできることもあります。腫瘍ができるのは、エストロゲンというホルモンの影響も考えられます。この病気にかかる人は意外に多く、35才より上の女性の4人に1人というデータもあります。子宮筋腫ができると生理は血出量が増え、日数も長く、頭痛、腰痛もあります。貧血で医師に相談にきた人が、子宮筋腫と診断される例もあるくらいです。
子宮は感受性豊か
ちょっとした環境の変化や、人間関係からくるストレスだけでも、子宮は微妙に反応する「感受性豊かな臓器」です。夫の転勤による引っ越しや、育児ストレスでくたくたになっているとき、生理がピタッとなくなってしまうこともあります。これは、はっきりと病気といっていいのかわかりませんが、20〜30代のどちらかというと神経質なタイプの人によくある症状です。普段からストレスをかけないように、自分自身をリラックスできる環境や時間を意識的に持つように心がけましょう。
正常な生理はこんな感じ
ここでもう一度、正常な範囲の生理はどういうものかについておぼえておきましょう。正常といわれている生理は、周期が26〜35日、日数で3〜7日の範囲です。この周期が長過ぎるか短すぎると、排卵の時期がとらえにくく、妊娠しにくくなります。生理の血液の量は、正常だと1回に80〜180グラム。20〜30グラムと少ない人は、ホルモンのせいかもしれません。
漢方を使うのも一案かも
体質を穏やかに変えていくには、漢方が向いています。生理そのものは、もともと病気ではないわけですから、時間をかけてリズムをとりもどしましょう。おなじ生理不順でも、人によって微妙に違います。痛みの種類も刺すようなもの、シクシク痛むもの、にぶい痛み、冷える、張るなどさまざま。痛みのほかに、胸が張ったり、のぼせたり、便秘がちだったりと、ほかの症状といっしょにあらわれる場合もあります。漢方では、ひとつひとつの症状にあった薬のバリエーションが用意されています。漢方にかぎらず、体を温めるだけ(腰にカイロをまきつけるだけ)でも痛みは軽減します。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。 |