「眠れない」
夜泣きはパパに任せよう
赤ちゃんが乳ばなれするまでは、授乳のストレスと赤ちゃんの夜泣きで、お母さんのほうが泣きたい気分に。夜きちんと眠れない生活が長びくと、だんだん気分も「うつ」になってしまいがちです。そんなときは、夜、仕事から帰ったお父さんに子供の相手をバトンタッチしてもらいませんか。もちろん彼も仕事でつかれているのはわかりますが、子供と接する時間が夜にかぎられるわけですから。せめて寝不足が解消されるまで、夜泣きはお父さんにお願いして、少しでも睡眠時間をとりましょう。
マタニティーブルーはいつまで続く?
わけもなく不安になったり、突然涙が止まらなくなったり、マタニティーブルーは産後すぐに始まる「心の季節」として知られています。でも、それがいつまで続くかは人によりまちまちです。3カ月ぐらいでおさまる人もいれば、1年ぐらい続く人も。あまり長くなると、不眠などの症状もでてきます。どうしても眠れないと思ったら、それがマタニティーブルーの続きなのか、それとも育児や生活環境、人間関係のせいなのか見きわめてみましょう。
意外とゆっくりホルモンの回復
出産のあと半年ぐらいたつと、お母さんの体型もほぼもとどおりになるし、お乳の具合も安定してきます。でも、意外とゆっくりなのがホルモンの回復です。それまで妊娠・出産のために特別に分泌されていたものがなくなり、もとのホルモンの状態に戻るまでには、8カ月ぐらいかかるといわれます。それまでは、眠りが浅いことや、寝つきが悪いままの人もいるかもしれません。
がんばりすぎない「母乳主義」
子供との信頼を育てるために、お口まわりの発育のためにと、母乳で育てるメリットは計り知れないものです。「わたしはぜったい母乳でとおす」とがんばるお母さんの決意はりっぱだと思います。でも自分自身のケアも忘れないで。もし授乳がもとで不眠におちいってしまったら、体にはダメージをあたえるし、精神的にイライラもつのりやすくなるし、かえって子供にとって逆効果かもしれません。母乳を冷凍したり、時間帯を決めてその間だけ授乳はミルクにして家族に任せたり。どこかに自分が息をぬける時間をつくりましょう。
短時間を気持ちよく、睡眠グッズ
どうせこま切れでしか睡眠時間がとれないなら、短時間でも気持ちよく眠れるようにしましょう。ひざにはさんで腰に負担がかからない姿勢で眠れる抱きまくら、目の上にのせて使うアイパッド、夏場なら頭をひんやりさせてくれるクールバッグといったグッズが市販されています。近所の薬局、生活雑貨店、通信販売を利用して、快適に眠れる環境をつくりましょう。
ハーブの力は偉大
もうすでにハーブを生活にとり入れている方も多いと思いますが、ラベンダーの精油は眠れないときにとてもいいものです。ポットウォーマーで使うと、部屋の空気全体の浄化や雑菌対策にもなり、子供もいっしょにぐっすり眠れるかも。またリンデン(菩提樹)の葉とカモミールをブレンドしたハーブティーは、眠りにつく前にとても気分を穏やかにしてくれます。カフェインがほとんど入っていないため体にも害がなく、たくさん飲んで水分補給ができます。
睡眠薬を使いますか?
どうしても眠れなくて、このままだと精神的に不健康になってしまうと感じるようなら、一度、心療内科のカウンセリングを受けたほうがいいでしょう。あまりにひどい時は、睡眠薬を処方してくれますが、心配なのは体への影響。最近の睡眠薬は、副作用があまり出ないようになっていますが、まったく害がないわけではありません。翌日まで不自然な眠気が残ったり、体がフラついたりすることもあります。使いたくないときは、あらかじめお医者さんに意思表示をしましょう。
安眠ツボマッサージ
耳たぶのうしろ、耳たぶの半分より下の位置、髪のはえぎわにある骨のでっぱりのうしろにあるのが「安眠(あんみん)」というツボです。ここを、左右両側から親指ではさんで、気持ちいいぐらいに押します。2〜3度くりかえしてみて下さい。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。 |