「手足が冷える」
子供といっしょに運動
夏なのに靴下をはかないとつらい。冷房にあたるのがこわい。こんな冷えに悩まされているお母さんは多いはず。一日中家にこもっていることが多くなったり、外に出ても子供のペースで歩いたりしていると、どうしても運動不足になりがちです。体の代謝効率を上げて、すみずみの血管を広げるためにも、ときには汗をかくぐらいの運動をしましょう。ジョギング、ウォーキング、エアロビクスなど、心拍数を120〜150ぐらいに保って20分以上運動すると効果があります。
もともと低血圧、朝は弱いタイプは
子供ができる前からもともと血圧が低く、朝は気分がすぐれないタイプの人は、鉄欠乏性の貧血で手足が冷えやすいのかもしれません。妊娠・出産で体はよけいに弱っているので、貧血が前よりもひどくなった人もいるでしょう。低血圧は、はっきり原因がわからないことが多いので、軽い運動をするなり、漢方などで体質改善をしてみることをおすすめします。漢方には「気」(生命エネルギー)と「血」をおぎなう処方があり、穏やかな体質改善ができます。
腎臓を鍛えよう
手足が冷えるからトイレはしょっちゅう行くけれど、尿があまり出ないという人は、腎臓が弱っているのかもしれません。妊娠中ずっと子宮に圧迫されていた腎臓は、出産のあと時間がたってもはたらきが回復せず弱ったままになっていることがあります。腎臓が弱っていると、体の代謝が活発でないため、手足も冷えやすくなります。朝晩ヨーガやストレッチをして腎臓に近い腰の筋肉をのばし、座るときは腰を圧迫しないようにしましょう。とくにヨーガは腎臓だけでなく、甲状腺、副腎、卵巣の活動もととのえてくれます。
靴下、手袋、つけっぱなしはダメ
手足の冷え防止用に、遠赤外線を発する素材でつくられた靴下や手袋が市販されています。健康食品店では、お肌にやさしい絹製のものも手に入ります。冬はとくに、どうしてもこういうものが手放せなくなりますね。でもあまり「はいていること」「していること」に慣れてしまうと、それなしではいられなくなります。ときには靴下、手袋をはずして、体の適応力をひき出してあげることも必要ですよ。
「楽しい」の時間を増やそう
出産のあと、ホルモンのバランスがもとに戻るには約8カ月かかるといいます。とくに女性ホルモンのバランスがくずれると、冷え症になりやすいとか。さらに育児のストレスが重なると、自律神経のバランスにも影響します。なるべく子供といて「楽しい」と思える時間を増やすことが、ストレス解消には効果的です。休日は「子供のため」だけでなく、「自分やパパのため」という気持ちで、積極的に外出しましょう。
体を温める食品選び
冷えやすい人は冬よりもむしろ夏のほうが、手足がつめたいと感じたことがあると思います。夏の食事は、冬よりもあっさりしたものに片よりがちです。キュウリ、ナス、トマトといった夏野菜は、体を冷やすものばかりです。冷えを解消するには、なるべく体をあたためる野菜をとることです。キュウリは炒めて火をとおせばOK。ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ショウガなどは体を温める野菜ですが、夏でもサラダでおいしくいただけます。
体を温める、ハーブの温湿布
洗面器にちょっと熱めのお湯を入れ、ラベンダーの精油を1、2滴入れます。それにタオルをひたしてしぼったものを、後頭部から首すじにかけてあてます。時間は20分ぐらい。タオルが冷えてきたら、温かいものと交換します。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。 |