呼吸法といっても、やり方はそれぞれ。本やネットでも、いろいろな呼吸法が紹介されていますので、どれが良いとは一概にはいえません。ただし、どの呼吸法でも“吸う”ことよりも“吐く”ことに重点をおいているのは同じです。実際にやってみるとよくわかりますが、体内の空気をすべて吐きだすと、その後は無意識のうちラクに息を吸うことになるので、まずは意識して息を吐くことをしてみましょう。
■オーソドックスな「腹式呼吸」
呼吸法でいちばんポピュラーなのが「複式呼吸」です。声を出す練習や、歌のレッスンをする時にも、この「腹式呼吸」がベースとなります。特に、お腹のぽっこりが気になっている人には絶対オススメです!
- 身体の力を抜いてリラックスする。
- まず、息を口から全部吐きだす。
- 次に、鼻から息を吸う。この時、お腹に空気を送り込んで膨らませる。ちょうど風船を膨らませるようなイメージで。
- 今度は、膨らませたお腹をへこますように口からゆっくりと息を吐ききる。
息を吐ききるときは、体内の汚れた空気を全部出すようなイメージで行ってください。最初のうちは立ってお腹に手を当て、膨らんだり、へこんだりする様子を感じながらやると、やりやすいかもしれません。回数は自由ですが、目安として1セット10回ほどを、1日2回ぐらいやってみましょう。
■仕事中の気分転換に「簡易呼吸法」
自然療法を提唱する米国のワイル博による呼吸法です。座ってできるのでディスクワークの合間に、気分転換で行ってみては。
- 背筋をまっすぐにして座る。
- 体内の息を口からゆっくりと吐ききる。この時、奥歯は噛まずに、口をリラックスさせること。
- 息を吐ききったら、今度は1.2.3.4と4つ数えながら、鼻から息を吸う。
- 息を吸ったらいったん息を止め、今度は7つ数える。この時、新しく吸った新鮮な空気が肺にいきわたるようなイメージで。
- 次に、8つ数えながら、ゆっくりと口から息を吐きだす。
この動作を4回1セットとして、1日に数回してみてください。
例えば、“やせたいのに、つい口がさびしくてお菓子を手に取ってしまう”という人は、お菓子を食べる変わりにこうした呼吸法を行って気持ちを落ち着かせてみるのもテです。また、夜なかなか眠れないという時にも、寝ながらゆっくり腹式呼吸をするのはオススメ。リラックスできて自然と眠りにつけます。 |