
「最近面白い事がないなぁ。
子供の頃はよかった…。
毎日が楽しくて」
そんな風に思うこと、ありませんか?
子供時代を懐かしみ、ノスタルジックな気持ちに浸れるのは
大人だけの特権です。
子供の頃とは、社会は同じではありません、
でも、
変わってしまったのは、環境だけではなく、
あなた自身も変わったのかもしれません。
子供の頃、初めての海に世界の大きさを感じた。
初めての花火大会で、夜空に散る大輪の火花に心を奪われた。
初めての恋では、愛しさやもどかしさに心が揺れた。
子供の頃は、たくさんの事や物に対して、驚き、楽しみ、感動がありました。
なぜそんなに感動することがたくさんあったのでしょう?
感動の多くは「未体験」に接した時に生まれたのではないかと思います。
大人になると、たくさんの経験や知識が増えていきます。
それはもちろん悪いことではありません。
ここでひとつ、次のテレビドラマを見ている自分を心に思い浮かべてください。
さて、この物語はこのあとどのような展開になると思いますか?
「主人公がホームランを打って、逆転勝ちするんでしょう?」
そう思った方、気をつけてください!
それがあなたの“
感動のない日々”
の原因かもしれません。
確かにベタな物語はたくさんあります。
でも、この物語がベタな展開で終わるかどうかはわかりません。
にもかかわらず、先を予測したなら、それは“先入観”や“決めつけ”です。
現実でも、実際にやってみる前に“決めつけて”しまっていませんか?
「きっと○○だろう」
「どうせ△△なんだから、やるだけ無駄」
決めつけると人は、その通りになる事を無意識で望んでしまう生き物なのです。
「
地図は現地ではない」
これはいくつかの心理療法に影響を与えている、コージブスキーという学者の言葉です。
言葉や文字、常識などに基づく(頼った)思い込みは、目の前のものの本質を
捉えにくくしてしまう危険性がある、ということを言い表しています。
つまり、人は実際に経験していないことでも、
「それはこういうモノなんだ」と決めつけ、そのものの本当の姿を
見ていないのにわかった気になる事がある。
そんな人間の認識の曖昧さを端的に捉えた名言です。
この言葉の『地図』を『知識』に、『現地』を『経験』に置き換えても
同じことが言えると思います。
「
知識は経験ではない」
時間が流れ続けている限り、
同じ経験などというものは
決してあり得ず、毎回が一度きりの瞬間のはずです。
それを“くたびれた繰り返し”だと感じるのは、
自分で世界に先入観や予測というフィルターをかけてしまっているために起こるのです。
出来事に対して先入観や思い込み、希望的観測、固定観念のようなフィルターを外して、
自然にありのままを受け入れてみてください。
「これからどんなことが起こるんだろう?」
そんな風に素直に物事に向かい合えたなら、
毎日が子供時代のような初めての体験で満ちるでしょう。
ワクワクいっぱいの日々は、変わらず私たちの身近にあったのです。
垂水 俊輔(心理カウンセラー)
こんにちは。
私は日本カウンセラー学院でカウンセラーを、そして同時に講師もさせて頂いています。
以前は、個人でカウンセリングルームを開業していました。多種多様な相談者、相談内容に触れたその現場での経験を、広く多くの人にお伝えしていければと思います。 |
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