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<プロフィール>
1991年3月 大分医科大学(現 大分大学)医学部医学科 卒業
東京大学医学部付属病院 産婦人科学教室研修医、 愛育病院を経て、東京労災病院産婦人科医長、 東京厚生年金 病院産婦人科医長などを歴任
女性のトータルウェルネスを考えることをライフワークとし、婦人科医という立場から「女性の美しくありたいとの想い」に応えている。
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婦人科医 土居先生が、女性のお悩みについて毎回アドバイスをしていきます。
第二回目の今回は・・・

突然ですが、このコラムを読んでくださっている皆さんの中で、定期的に婦人科検診を受診されている方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか。最近では女性誌などで婦人科検診の大切さが取り上げられる機会も多く、以前と比べて女性の意識も高まってきたように思います。
当院でも、特に症状がなくても「女性ホルモンの検診を受けたい」、「STD(性行為感染症)のチェックを受けたい」といった患者さんが増えてきています。会社で行われる健康診断では、婦人科系の検診が検査項目に入っていないところがまだまだ多いようですし、市区町村の婦人科系検診では、子宮頸がん検査を中心に、場合によっては子宮体がん、超音波検査を行っている機関も多いですが、女性ホルモンやSTD、妊娠前の検査までは行われていません。そうした事から、より詳しく自身のからだの状態を知りたい女性が増えてきたのでしょう。しかし、女性全体を考えるとこうした患者さんはまだまだ少数派のように思われます。
「生理痛がひどく会社を休まなければいけない時もある・・・。子宮内膜症や子宮筋腫などの病気があるのではないか」、「仕事が忙しくてストレスも深刻、体調もずっとさえない、よく考えれば月経も不順だし、ストレスや生活習慣が悪くて婦人科系に問題でもあるのでは・・・」
こうした経験は女性ならば誰もが一度はあると思います。しかし、日常生活の忙しさに追われて、体調不良を気にしつつもそのままにしている・・・そうした女性の方が多いのではないでしょうか。
欧米では初潮(生理が始まること)が始まったら婦人科医のかかりつけ医を決めて、医師から性に関する知識を正しく教わり、生涯にわたって健康相談をする習慣があるそうです。婦人科検診もその一環として定期的に受けているようです。欧米に比べると日本では本格的な婦人科検診を受ける女性は少なく、婦人科医による性に関する啓蒙活動もまだまだです。
一方で、女性の社会進出に伴う価値観の多様化、ライフスタイルの変化により女性に特有の病気にも変化が認められます。それだけに、女性の皆さんにはもっとご自身のからだの変化に敏感になり、ご自身のからだの状況をきちんと知っていただきたいと思います。
次回は、ライフスタイルと共に変化する女性の病気についてお話をしたいと思います。
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