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<プロフィール>
1991年3月 大分医科大学(現 大分大学)医学部医学科 卒業
東京大学医学部付属病院 産婦人科学教室研修医、 愛育病院を経て、東京労災病院産婦人科医長、 東京厚生年金 病院産婦人科医長などを歴任 女性のトータルウェルネスを考えることをライフワークとし、婦人科医という立場から「女性の美しくありたいとの想い」に応えている。
現「霞ヶ関土居美佐クリニック(HP)」院長。
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婦人科医・土居美佐先生による女性の健康と美容のアドバイス。今回は、「知らなかった」では後々大変なことになりかねない『STD(性感染症)』についてです。

セックスによって感染する病気を総称して『STD』(Sexually Transmitted Diseases=性感染症)といいます。
性の価値観が解放的になり、そのスタイルが多様化する一方、セックスが低年齢化しSTDの知識が不十分なまま無防備なセックスをおこなうことがSTDを近年増加させています。
STDは21世紀を生きる女性たちにとって現代病といっても過言ではない状況になってきました。
特にパートナーが変わりやすい10代後半から20代への感染は深刻で、本人も感染に気づかないままパートナーにうつしているケースも多いと思われます。

ここ10数年の間に感染者が急増しているSTDの代表的なものに『クラミジア感染症』があります。
このクラミジアですが、感染しても症状が出ないことが少なくないのです。
特に、女性は男性より症状が出にくいといわれています。
その結果、パートナーが変わるたびに感染が拡大していく悪循環が繰り返されることも少なくありません。
女性が感染した場合、知らない間に症状が進行すると、“卵管が閉塞したり、子宮や卵管、卵巣が癒着して、将来的に不妊症や子宮外妊娠のリスクを高める”ことも有名な事実になってきましたね。
STDの種類を全部挙げて説明をしようとするときりがないのですが、もうひとつ代表的な、それも女性の生命にかかわるSTDを挙げておきます。
それは、以前のコラムでもご紹介した子宮頸がん、そう、子宮の入り口にできる「がん」です。
この子宮頸がんは、セックスで感染するヒトパピローマウイルスが発ガンの主因だということがわかってきました。
STDは生命をおびやかす「がん」の原因にもなることがあるということです。


STDの感染の機会を減らすためには、不特定の相手とセックスしないことが基本です。
予防の現実的な手段としてはコンドームが有効です。
STDは年齢に関わらず、セックス経験のある人なら誰でも感染の可能性があります。
「自分は大丈夫」「彼に限ってそんなことはない」多くの人そう思って、予防をおろそかにする傾向があります。
でも、忘れないでください。STDは症状が出ないまま、相手にうつることも多いのです。
あなたや彼氏に自覚症状がないからといって、STDに感染していないとは限りません。
「もし、彼氏の元カノやその元カレがSTDに感染していたら?」
そう考えたり、心配に思うことは、考えすぎではまったくありません。
STDの治療は、保険の適応ができる場合がほとんどです。
不安を感じたら、お近くの婦人科で気軽に相談してみてくださいね。
この記事を執筆された土居美佐先生のクリニック
霞ヶ関土居美佐クリニック(婦人科・内科)
各種健康保険取り扱い医療機関/千代田区子宮ガン検診受託医療機関
千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C4出口 徒歩1分 /
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