
◆セントジョーンズワートってなに?
セントジョーンズワートとは、ヨーロッパや中央アジアなどに生育し、黄色い花を咲かせるハーブで、古代ギリシャの時代から薬草として用いられていました。日本では、西洋オトギリソウとも呼ばれます。
セントジョーンズワートは、ヒペリシンやヒペルフォリン、フラボノイドなどの有効成分を含み、憂うつな気分や無気力感、自己嫌悪感、不安感、不眠など、軽度のうつ病や更年期障害による症状を改善する効果が期待でき、気分を明るくしたり、安定させたりするのに役立ちます。
摂取する際は、ハーブティーとして飲むこともできますが、有効成分を抽出したカプセルや錠剤などサプリメントの形状で利用するのが一般的です。
◆うつ症状の改善に有効
ドイツでは、セントジョーンズワートに関する数多くの臨床試験が行われ、ストレスやうつ症状の改善に有効だという結果が報告されています。そのため、大勢の医師がうつ病の治療の目的でセントジョーンズワートを利用しています。
また、アメリカでは「うつやストレスに効くサプリ」として、ハーブの売上げのトップクラスになるほど人気があります。
◆セントジョーンズワートの注意点
抗HIV薬や強心薬、免疫抑制薬、気管支拡張薬、血液凝固防止薬、経口避妊薬、抗不整脈薬、抗てんかん薬を服用している場合にセントジョーンズワートを摂取すると、それらの医薬品の効果が低下してしまう恐れがあるので、主治医に相談しましょう。
また、妊娠中や授乳中、ほかの抗うつ薬を服用している場合は、セントジョーンズワートの摂取は控えたほうがいいでしょう。
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