◆イライラや不眠解消に効果的なバレリアン
セントジョーンズワートのほかにも、バレリアンやカモミールなど、うつ症状やストレスを改善するとされるハーブがいくつかあります。
バレリアンはヨーロッパ原産で、北米各地でも生育しているハーブで、カノコ草の一種です。バレリアンという名前は「健康になる」という意味のラテン語Valereに由来しており、乾燥した根は猫やねずみを惹きつける強い匂いを発します。
バレリアンは、古代ギリシャの時代から興奮した神経を鎮め、イライラや不安、不眠を解消する薬草として重宝されてきました。また、肩こりや腹痛、生理痛などにも効くといわれています。
アメリカではサプリメントとして大変人気があり、ハーブティーとして飲むこともできます。
◆イライラを和らげるカモミール
カモミールは白い可憐な花を咲かせるキク科のハーブで、古代エジプト時代から利用されている最も古いハーブのひとつです。ジャーマンカモミールやローマンカモミールなど数種類あり、アロマオイルやハーブティー、サプリメントなどさまざまな形で市販されています。
カモミールには、鎮静や鎮痛作用があり、緊張やイライラを和らげ、気分をリラックスさせる働きがあるといわれています。また、消化促進や消炎作用があるとされ、食べ過ぎや風邪、腰痛の改善などの目的で古くから利用されてきました。
さらに、アレルギーや花粉症の症状の緩和や、生理痛、不眠、神経性の下痢や便秘などさまざまな症状の改善に役立つといわれています。
ストレスや不眠改善に効果があるハーブは、ほかにもローズマリーやラベンダー、レモンバーム、パッションフラワーなどがあります。いろいろ試してみると、自分に合うもの、気に入ったものが見つかるでしょう。ただし、妊娠中や授乳中、持病のある方は、主治医に相談してから利用しましょう。 |