塩の特集 塩の事典

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「健康=暮らしを豊かにするもの」と捉え、リラクゼーションから東洋医学まで体美人になるためのスポットをお伝えします!(全13回)

健康サラダ

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塩辞書
 
ソルトピット/死海風呂/タラソテラピー はそれぞれ違う国が発祥の塩の効能を利用した自然療法。
3つの療法のもう少し詳しいところ。
ソルトピット
 

ハンガリーハンガリーで生まれた自然治癒療法

岩塩ブロックにソマドリンを反応させて塩度の高い空気を作り出し、その空気の充満した部屋で過ごす。気温18〜20℃、湿度70〜80%で空気中には塩化ナトリウムの他に多種のミネラルが含まれており、それが呼吸器官に取り込まれることで浄化作用を活発にし、気管支や肺をきれいにして炎症を抑える。特に喘息、花粉症を元とするアレルギーに効果があると報告されている。

 
ソマドリン
塩分とミネラルを含んだ溶液。岩塩を溶解し、気体を発生する
ポット
岩塩ブロック
岩塩を一度粉上にして固めたブロック。塩化ナトリウム90%以上という純度の高い塩。
死海風呂
 

ヨルダン イスラエル発祥の自然治癒法

死海(デッドシー)は、イスラエルとヨルダンの国境に横たわる湖で海抜マイナス400メートルという地球上で最も低い土地に位置する。この湖は、塩分濃度が高く、生物がほとんど生息できないことから「死海」と呼ばれている。 塩分濃度は約33%と海水の10倍もあり、比重が重いため人間の体も水面に浮かすことができる。
また、多種のミネラルが豊富に含まれており、数千年も前からイスラエルでは自然治癒法として死海は利用されている。アトピー、皮膚疾患、リウマチの他にミネラルケアによる神経を休める働きも期待されている。
日本でいう温泉の湯治場のように死海に訪れる人も多いが、死海の自然治癒法を手伝う医師も常駐するなど、湯治よりも「療法」として現地では古く認められている。

 

デッドシー・スパ・ビューティーに聞く 死海風呂のポイント

□経皮吸収でミネラルを取り入れる
現代人にはミネラルが不足しています。それを様々なミネラル成分が豊富に含まれる死海に浸かって経皮吸収しようというのがデッドシーバスです。経皮吸収して吸収した死海から体に取り入れられるミネラルは飲んで吸収した場合の20倍ともいわれます。

□神経系に働き体をリセットするミネラル
ミネラル=無機質は体の4%を構成する大切な成分です。特に神経系に大きく影響するため、不足すると体の調子を崩す原因になります。例えば、朝食の時間にお腹がすかない、睡眠時間が不足しているのに眠れない、便通がよくないなどの不調の原因はミネラルのバランスが崩れていることが多いのです。当たり前の生理現象が当たり前に現れるようにする、つまりミネラルバランスを整えてまずは体をリセットしなければなりません。そのためにミネラル成分を吸収できるデッドシーバスは有効なのです。

□塩のお風呂とデッドシーバスをしっかり見分ける
水の塩分濃度を死海と同じ33%ほどにすれば体は水に浮くようになります。
しかし今、その「浮く」という事実だけが先行してしまっているため、「死海風呂」と表示した施設でも実際は死海の原水を使用していない施設が多くあります。単なる食塩を混ぜているのは問題外ですが、死海の塩を混ぜている水も、死海の原水とは異なります。デッドシースパビューティーでは100%死海深層水を使用していますが、他の入浴施設で死海風呂に入浴する際にもよくその成分などを確かめる必要があります。

※ミネラル
(=無機質)厚生労働省によって亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンが主要な12成分として栄養表示基準となっている。

※経皮吸収
皮膚からの水分や養分の吸収

死海深層水成分

(H2O) 555g/L:65.7%
(MgCl2) 420g/L:32.0%
(CaCl2) 12.5g/L:1.0%,
(NaCl) 6.5g/L:0.5%
(Br) 6.5g/L:0.5%
(KCl) 4.0g/L:0.3%,
(SO4) 75.0ppm
(B) 27.5ppm
(Pb,Hg) Max5.0ppm
(Fe) 1.5ppm
(Ni) 1.5ppm
(As) Max1.0ppm
(Cu) Max0.5ppm
(Cd) Max0.2ppm

pH 5.0-6.0
DENSITY 1.331g/mL
(資料提供:デッドシー・スパ・ビューティー)

タラソテラピー
 

フランス フランスが発祥の地

「thalassa」はギリシア語で海。海水、海藻、海泥、海洋性気候を組み合わせた自然療法で、日本では『海洋療法』とも訳される。欧州にはこの療法に保険が適用されている国もあり、フランスでは専門の施設ができるなど特に盛ん。リハビリ・生活習慣病予防・美容などが目的だ。

しかし、日本で今「タラソテラピー」というと少し意味が狭まり、「海泥から取り出した緑のドロドロを体や顔に塗るエステ」というイメージが強いかもしれない。これももちろんタラソテラピーの一種で、海泥に豊富に含まれるミネラルを経皮吸収することで、リンパや神経系に働きかけ、リラクゼーションや、血行促進に伴うさまざまな効果を期待している。だがフランスでタラソテラピーというと、温海水の中で行う有酸素運動などのイメージの方が強いようだ。

 
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