BROWN RICE CAFEのモノ選びのポイントは、「誰が」「どこで」「どのように作っているのか」はっきりわかるのものを選ぶことである。そのために全国各地に足を運んでは生産者のライフワークをよく見聞きすることを実践している。それは使う食材に限らず、使用する食器などにも及んでいるというから驚きである。
「私たちがこだわりを持って活動していると、自然と同じ匂いをもった人達に出会えるんですよね。そこでまた新たな発見や出会いがあって、自然とネットワークが広がっていくんです。よく、もったいないから素材は全部使い切りましょうなどと言いますが、私たちにとってはそれは当たり前のことなんです。なぜなら、私たちはその素材を生産している人の苦労や熱い思いをよく知っていて、彼らをすごく尊敬しているから」
そうして作られた素材はどこをとってもおいしく余すところは一切ないという。 そして、そのままでもおいしい素材の味を引き出すのは、やはり昔ながらの製法で造られた本物の調味料なのである。
「例えば、毎日作る味噌汁の味噌は、自分たちが選んだ豆や米、塩を持ち込んでオリジナルの味噌を作りたいと思い、毎年3月に山形県のすずき味噌店まで行って仕込んでいます」 他にも、醤油やみりん、酢、料理酒など全て、それぞれに精通した専門店から仕入れている。こういったひとつひとつのモノに対するこだわりがあるため、カフェではただ食事を摂るだけではなく、その背景にある様々な人の思いを感じることができるのだ。 |