薬が効くわけ

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「薬が効くわけ」
 そもそも、薬ってなんですか?

体に対して何らかの作用(良い作用も悪い作用もあります)を持つ物質のうち、「病気や症状の改善に役立ち、それに比べて害になる作用が少ない」ものを「薬」と呼びます。逆にいえば、役に立つ作用があっても、それより害になる作用が大きすぎるものは「薬」としては利用できません。

また「薬」として使われているものも、使い方次第で体のために役に立つこともあれば、害を及ぼす場合もあります。薬を上手に使うには、役に立つ作用を有効に引き出し、害になる作用は極力抑えるような工夫が必要になります。

 どうして薬が必要なの?

どんな薬でも、良い面(効果)と悪い面(副作用)を持っています。ですから、使わなくて済むのであれば、もちろんそれに越したことはありません。ムダな薬の使用は避けるべきです。では「薬が必要なとき」というのは、どういう場合を言うのでしょうか?

健康Salad:薬の体内での動き(飲み薬の場合)病気の治療方法を検討するときに、専門家は次のようなことを考えます。「その治療をすることで、患者さんにとってどのくらいプラス面とマイナス面があるのか」「他の治療方法(もしくは、全く治療しない)を選んだときはどうなるか」大切なのはこの2点です。

「薬が必要なとき」とは、「薬を使うことで、総合的に見てプラス面が一番大きく、マイナス面が少ない」と判断されるときです。「薬を使えば、危険性(副作用が起きる可能性)は確かにある。でも他の治療方法や治療しないことを選べば、体にとってもっと危険性(例えば病状が悪化するなど)が大きくなると考えられる。」このようなときは、やはり薬は大きな選択肢になるといえるでしょう。

薬は一般的に「吸収」「分布」「代謝」「排泄」という経路をたどります。(右の図を参考にして下さい)
効果を発揮するためには、作用して欲しい部位に薬が到達しなければなりません。効率良く薬を届けるために、製造方法や飲み方などさまざまな工夫がされているのです。

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