カウンセリングを受けるにあたって、私は一つのテーマを用意しました。
それは優秀なビジネスマンとしての心構えをつくること。
欧米ではビジネスマンが日常的にカウンセリングを受け、自身のキャリア形成に活かしているとの話を以前聞いていたので、特別な悩みのない私にはその活用法が一番しっくりくると思ったからです。
カウンセリングをしてくれたのは、青山克子先生。
青山先生は、日本カウンセラー学院講師であり、カウンセリングルームホリスティックハートの院長先生でもあります。
青山先生はまず、私のカウンセリングシート(先生が来る前に記入していた)を声に出して読みました。
「もう少し大人の、しっかりとしたビジネスマンになりたい。ふむ、ふむ・・・」
そうです。私は少しばかり自分の能力に自信があるため、目上の人に対してやや生意気なところがあり、ぶつかることも少なくありませんでした。もちろん言いたいことをきちんと伝えるのは大事だ、間違っていないと思っているのですが、それにしても言い方があるのではないか。もっと良い態度、接し方があるのではないかと考えていたのです。
他人に気を配れるというか、スマートな物言いをするとか、そんなイメージです。それを私は「大人」と表現しているのです。
さぁ、ここからがカウンセリングのスタート!!
「大人のビジネスマンとはどういうことですか? もう少し詳しく言うと」
「どういったことで、大人のビジネスマンになりたいと考えたのですか?」
「・・・」
「生意気に対応してしまう、具体的な上司のイメージはありますか?」
青山先生は、ときに間を空けたりしながら、いろいろと具体的に質問してきました。
すると私は、青山先生に問われるまま、もしくは説明しているうちに自ら勝手に、自分の気持ちの深いところまでを徐々に明かしていったのです。 |