抜け毛の原因はさまざま
 抜け毛の原因としては、さまざまなことが考えられます。頭皮の汚れやフケの増大によるもの。頭皮の毛穴に汚れがたまると、常在菌が繁殖し、髪が弱って抜けやすくなります。頭皮の血行不良もまた、毛根に栄養が行き届かなくなり、髪は未成長のまま抜けてしまいます。他にも、外傷、かぶれ、紫外線などによる日焼けやホルモンバランスの崩れによっても、髪は抜けやすくなります。
健康な人でも一日50〜100本程度は抜ける
毛髪は同じものが成長し続けているわけではなく、一定期間成長した後、成長が止まって一度抜け落ち、また同じ毛穴から毛髪が生えるということを繰り返しています。これを「毛周期(ヘアサイクル)」と呼びます。毛髪は、女性の場合は、だいたい4〜6年成長を続け、その後脱毛して、また新しい毛髪に生え変わるといわれています。髪の1本1本が生え変わる時期はずれているので、毎日50〜100本は抜け落ちているはずです。抜け毛がこの程度なら、心配はいらないでしょう。
自然脱毛か異常脱毛かをチェック
あなたの抜け毛が、自然に脱毛したのか、病的な原因で脱毛したのかをまずチェックしてみましょう。自然脱毛の場合は、毛根にマッチ棒のような丸みがありますが、病的な原因のときは、毛根に白い付着物があります。白い付着物がある場合は、脱毛の原因を考えてみましょう。また、頭皮や髪に次のような兆候がある場合、脱毛が進むおそれがあるので、注意しましょう。
- フケが目立ち、頭皮が時々かゆい
- 頭皮が脂っぽい
- 頭皮が突っ張って硬くなった感じがする
- 洗髪やブラシをかけるとき、以前に比べて抜け毛が増えた
- 髪にツヤや弾力性がなくなり、髪が細くなった感じがする
シャンプーを見直してみる
あなたのシャンプーは、髪と地肌に刺激を与えすぎていませんか?合成シャンプーから頭髪にいいシャンプーに替えるだけで、抜け毛が止まることもあります。
洗髪で気をつけたいのは、しっかりすすぐこと。シャンプーが髪や地肌に残ったままだと汚れとなり、抜け毛の原因になります。シャンプーを大量に使いすぎるのも問題です。シャンプーの前はブラッシングで地肌の汚れを浮かせ、まずお湯で髪表面のホコリを落としてから泡立てたシャンプーで洗えば、少ない量でもしっかり汚れがとれます。
ブラッシングとマッサージを
体が弱っているときは、顔だけではなく全身の肌がたるんでいるものですが、地肌もたるんでいます。弱った地肌は抜け毛のもと。地肌を鍛え血行を良くすることで、抜け毛を防ぐことができます。ブラッシングは毎日しましょう。先が球になったブラシは、地肌を傷つけにくいのでお勧めです。さらに地肌マッサージも効果的です。ホホバオイルなどを使ってマッサージしたり、指の腹で揉むようにマッサージしてみましょう。
洗髪後は、しっかり乾かす
洗髪後、髪が濡れたままで眠っていませんか?それは、抜け毛を促進させているようなものです。髪自体も弱く切れやすくなり、地肌が空気中や寝具のホコリを吸ってしまい、さらにむれることで細菌が繁殖しやすくなります。指を入れて湿った感じがしなくなるまで、きちんと乾かしましょう。
食生活の乱れも原因に
抜け毛に悩む人の多くは、日常生活の乱れや不摂生が原因になっていることが少なくありません。まずは、規則正しくバランスの良い食品をとることが大切です。なかでもマグネシウムとカルシウム、ビタミンB1を含んだ食材を摂るようにしましょう。また、近年話題になっている活性酸素も、抜け毛の大きな原因といわれています。活性酸素を少なくするビタミンC、ビタミンEなどを多めに摂るのをお勧めします。
睡眠時間と抜け毛の密接な関係
頭髪が伸びるのは主に夜で、昼間はあまり成長しません。血液の循環は、昼間は脳、筋肉、消化器などを中心に、夜間に骨、皮膚へ多くの血液が循環するように出来ているため、頭髪も就寝中に十分な血液が頭皮へ流れることにより成長します。よって夜はしっかり睡眠をとることが大切です。このような体の仕組みは、体内時計にも支配されています。したがって、昼夜逆転の生活や夜ふかしは、育毛のためにも良くありません。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断を仰ぐことをお勧めします。 |