栄養のバランスは摂れていますか?
特に病気ではないのにだるさが続くようなら、ビタミン不足が原因かもしれません。エネルギーになる食品をあまり摂っていないときも、疲れやすくだるくなります。特にたんぱく質が不足すると、抵抗力が弱まるため、すぐにバテるようになります。偏食しがちな人は、疲労回復の機能が低下しがちです。あまり長く疲労状態が続くと、精神的、肉体的なストレスになることもあります。バランスよくしっかり食事を摂りましょう。
手っとり早い回復には、糖分補給を
 一時的な疲労による体のだるさには、糖分を補給しましょう。これがエネルギー源となってくれます。また、ビタミンCの多いジュースも効果的です。普段の食事では、良質のたんぱく質、ビタミンとミネラルの多い食品を摂ることで、疲労回復機能が高まり、体のだるさも改善できるはずです。栄養補助食品(サプリメント)でうまく補給するのもいいでしょう。ただしあまり頼りすぎると、かえって体に悪い場合も。できるだけ日頃の食事を通じて摂るようにしたいものです。また、冷たい飲み物のとりすぎも、体をだるくさせる原因になります。栄養ドリンクを飲んで元気が出たような気がするのは、主に含まれているカフェイン成分によって脳が活性化されるだけで、疲れそのものに対する栄養補給効果はさほどありません。
貧血や低血圧でも
貧血の人は体のだるさを感じることが多いもの。疲れやすく、すぐに頭痛や息切れがする、顔色が悪いなどの症状がある場合は貧血かもしれません。冬の朝に、体がだるくて起きにくいようなら、低血圧の可能性があります。低血圧なら、起きて体を動かして血行を良くすることで、だるさが軽減されます。朝風呂や適量の寝酒も効果的です。血行不良で体が冷えがちな人は、なんとなく体がだるいと感じることが多いようです。
夏の冷房も大敵
暑い夏、一晩中クーラーをかけっぱなしで寝ていると、体のだるさを招くことがあります。鼻水が出る、のどが痛いなどの症状を伴うことが多く、その原因はいわゆる寝冷えによるものです。一日中、冷房の効いた場所にいると「冷房病」という症状が起きることがあります。汗をかかないために体がむくみがちになり、だるくなります。こういうときは、直接冷風が当たらないようにカーディガンなどを着たり、靴下を履いたりして体を冷やさないようにしましょう。温かい飲み物をとったり、時には外気に接すると、だるさの解消にも繋がるはずです。暑さによって抵抗力や忍耐力が落ちて、体がだるいと感じることもあります。
自律神経のバランスかも
自律神経は、体の「興奮」と「鎮静」の作用を調整する働きを持っており、そのバランスによって内臓の働きを調節しています。何らかの原因でこのバランスが崩れると、いろいろな症状が現われます。これが「自律神経失調症」です。症状のひとつとして体のだるさが現われることもあります。他にも体の冷え、不眠、動悸などの症状が現われます。人によって症状はさまざまで、病院で検査しても特に身体的な体の異常が見つからないのが特徴です。体質的に自律神経のバランスを崩しやすい人や疲れやストレスが溜まっている人、また季節の変わり目などに起きやすい症状です。
どのくらいだるいですか?
体がだるいといってもそれは自覚症状で、他の人と比べることが出来ません。体に疾患があるのか、精神的な原因なのか、自分以外にはわからないものです。なんとなくだるい、普通にしていてもいつもだるい、体を動かすのが苦痛なほどだるいなど、大ざっぱなレベルと同時に起きている症状とによって、その原因を探っていくことになります。
心が原因のだるさ
意外に多いのが、精神的な原因によるものです。食欲不振や頭痛、肩こり、腰痛など体のあちこちに不調を感じますが、特に身体的疾患がない場合は心の疲れによる場合が多いようです。朝、起きた時にとてもだるい場合、神経的な原因が考えられ、不安感や食欲不振、動悸、息切れを伴います。一日中なんとなくだるい感じが長期間続くようなら、軽度のうつ病の可能性も考えられます。不眠や食欲不振、肩こり、やる気が起きないなどの症状を伴う場合は、特にその可能性が高いでしょう。
体重が減っている場合は要注意
 肝炎や各種のガンも、体のだるさが初期症状として感じられることが多いもの。体重減少がある場合には内科を受診しましょう。同様に熱がある場合、息切れ、汗、不眠などを伴う場合には、何らかの内科的疾患の可能性があるかもしれません。糖尿病、甲状腺機能異常、肝臓病、腎臓病、膠原(こうげん)病、悪性腫瘍などにかかると、だるさが続きます。階段を上るのが辛いほどであれば、心臓や呼吸器の疾患も考えられます。心当たりがある場合は、専門医に診てもらいましょう。
オーバーヒートしているのでは?
体がだるいというのは、体や心に過度の負担がかかっている状態といえるでしょう。つまり、体が休息することを訴えているのです。特に病気ではないのにだるいなら、食事や睡眠、仕事の仕方など日常生活を見直して、疲労しにくい、回復しやすい体質づくりを心がけましょう。
足裏マッサージとフットバス
誰でも一日の終わりには足がだるく感じるもの。それもそのはずで、古くなった血は何もしないと下へと溜まりやすいのです。特に足に溜まりやすい体質の人は、足裏のマッサージやツボ押し、青竹踏みなどで血行をよくすることで、足のだるさはかなり解消出来るはずです。同様にフットバスも効果が期待出来ます。深い眠りを得るのにも効果があるので、翌朝までだるさが残ることが少なくなるかもしれません。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断を仰ぐことをお勧めします。 |