口臭対策は、エチケット
自分の口臭がどれくらいなのかは、自分ではなかなかわからないもの。それだけに、気にしすぎている人も少なくありません。しかし、本当に気がついていない人もいることはたしかです。口臭対策は、対人関係のエチケットであるばかりでなく、社会人としての最低マナーでもあります。原因をつきとめて、できるだけ口臭のない日常を送りたいものです。
まず、歯磨きをきちんと
 口臭の原因で最も多いのが、食事をした直後やタバコやアルコール類による一過性のものです。食べ物やタバコによる口臭は、きちんと歯磨きをすれば防ぐことができるので、それほど心配することはありません。ただし、ニンニクやネギなど、においの強いものやアルコール類は、その場で口をゆすいで歯を磨いても、ある程度時間がたたないと、においは消えません。また、タバコを常習的に吸う人は、ヤニと一緒ににおいが蓄積されていくので、特に念入りにブラッシングをしましょう。いつでもすっきりさわやかな息でいるためにも、「その日の口の中の汚れは、その日のうちにとり除く」ことを心がけましょう。
朝起きたときに息がくさい
朝起きたときや空腹時に、なんとなく口の中が気持ち悪く、息がくさいと感じることはありませんか。これは、唾液の分泌が少なくなっているためにおきる生理的なもので、たいていは時間がたてば自然に解消します。いつまでたっても息がくさく、口の中がネバネバしているようなら、何らかの病気が原因かもしれません。原因としては、最も多いのが歯周病、ついで鼻、食道・胃などの消化器系、気管・肺などの呼吸器系の病気が考えられます。
歯石はちゃんととっていますか?
毎日しっかり歯磨きをしないと、歯石はたまる一方です。歯石がたまると、それが口臭の原因になることがあります。歯石とは、歯と歯ぐきの間についている、黄白色または黄褐色の石のように硬い沈着物です。まだやわらかい歯垢(しこう)の段階なら、ブラッシングをしっかりすればとりのぞけますが、歯石になると歯ブラシではほとんどとれません。歯石のたまり方は人によって違いますが、できれば半年から1年に1回は歯医者さんで歯石をとってもらいましょう。歯石をちゃんととっていれば、歯周病の予防にもなります。
忘れてはいませんか、舌苔のお手入れ
意外と忘れがちなのが舌苔のお手入れです。舌についたヌルヌルは歯垢と同じ成分で、そのままにしておくと口臭の原因になります。歯磨きのときにチェックして、ティッシュや舌苔用のブラシで取り除きましょう。
においに、あまり過敏にならないこと
最近の風潮として、においに敏感になりすぎるきらいがあるようです。特に若い女性に多いのですが、ほとんどにおわないのに口臭があると思い込む「自臭症」の人が増えています。もともと人間(動物)にはいろいろなにおいがあるものです。それがまた異性をひきつけるフェロモンの役目もしているのです。においの好き嫌いには個人差がありますから一概にはいえませんが、あまり過敏になりすぎてそれがストレスになると、心の健康にもよくありません。
急場のにおい消しには、ガムや口臭剤を
場所や状況によっては、どうしても口臭に気を遣わなければならないときがありますよね?そんなときには、メントール系のキャンディやガム、あるいはお口の防臭剤を使いましょう。ただし、これらはあくまでもその場しのぎのものであることをお忘れなく。決して治療や根本的なにおいの解消策ではありません。
自分でできる口臭チェック
本当に口臭があるかどうか確かめる簡単な方法があります。チェックしてみましょう。
- きれいに洗ったコップに息を吹きかける。
- 一度周囲のきれいな空気を吸ってからコップに息を吹きかけ、コップのにおいをかいでみる。
- 舌ゴケのにおいをかぐ。
- 舌ゴケの有無を確かめ、舌ゴケがある場合はティッシュでふきとり、においをかぐ。
- 家族などに息をかいでもらう。
人によって臭覚には差があるので、家族など何人かにかいでもらうと確実です。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。 |