睡眠障害

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眠れない

ストレスに左右される寝つき

不眠で悩む人の多くは、「なかなか眠りに入っていけない」ことがポイントになっているようです。仕事上の計画がうまく進まない、職場の同僚が言ったささいな一言が気になるなど、日中のストレスを家に持ち帰っていませんか。夜、寝る前まで心のモヤモヤを持ち続けてしまうと、なかなか眠りにつけなくなってしまいます。また残業が続いていないでしょうか。遅い時間帯まで仕事をして交感神経が興奮していると、なかなか寝つけないことがあります。まずは、ビジネスアワーとプライベートの気持ちの区切りをつけることが肝心です。

焦らず、とりあえず横になる

睡眠は7時間とるのが理想。でも都市化の影響で、通勤時間も長くなっていますから、現実にはむずかしいですね。また「眠らなければならない」というこだわりが強いと、かえって眠れないことに。どうしても眠れなかったら、とりあえずは体を布団に横たえて部屋を暗くし、寝る態勢に入りましょう。それだけでも、体を休めていることにはなります。眠れないからといって、おきてテレビを見始めたりすると、気ばかりあせって疲れがたまる一方に。最近のベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、昔のものより副作用が少なくなっていますから、奥の手で使う程度なら問題ないでしょう。

40才以上の人は「寝だめ」をあてにしない

20代、30代のうちは体力もあるし、仕事やおつき合いで徹夜をしても、次の日平気だったりするでしょう。若いうちは、それでも体の調整能力が高いので、何とかやっていけます。でも40才を過ぎてくると、調整能力が落ちてくるので、遅く寝ても早く目が覚めたりするので睡眠不足に。まだちょっとぐらい無理をしても、週末にまとめて「寝だめ」すれば解消されると思っていませんか。ビジネスのスタイルも、その年令相応のものがあるというもの。早めに床につけるように、仕事を調整したいですね。

時間がとれない人の、睡眠テクニック

眠らなくちゃいけないのはわかっているけど、忙しくて時間がとれない。でも、忙しいからこそ、体をこわすわけにはいけない。これはハードに仕事をこなす人なら誰でもかかえているジレンマですね。どうしても睡眠時間がとれないという人は、ちょっとしたテクニックを使いましょう。睡眠のパターンは、だいたい90分でノンレム睡眠とレム睡眠がワンセットになっています。人によりますが、朝までにこれを4〜5回繰り返します。一番睡眠が深いのは、最初の1セットです。もし午前様になってしまったら、寝入るまでの30分プラス90分で2時間の睡眠時間を最低とるようにすればいいわけです。消防士など夜勤をする人たちも、このような睡眠のとり方をすることがあるとか。

夜の食生活を見なおそう

眠れない人は、夕方以降の食生活をちょっとチェックしてみてください。寝る前に、タバコやコーヒーをたくさんとってしまうと交感神経を刺激して寝つきが悪くなります。また寝る前にお腹いっぱい食事をしてしまうと、胃腸の活動が活発になってしまい、交感神経を刺激してしまいます。ちょっとお腹がすいているなと思ったら、安眠作用のあるホットミルクがおすすめ。

夜勤のある人は要注意、概日リズム睡眠障害

1日は24時間ですが、人間の体のリズムは実は1日25時間なのです。この1時間の差がリセットされるのが朝、日光を浴びて活動を開始するとき。ところが出版関係者や警備員のように、仕事で夜勤がある人は昼夜のリズムがくるってしまうことがあります。午前中は日が高くなるまでおきられず、夜は明け方まで眠れない、これが概日リズム睡眠障害といわれるものです。もしこれになってしまったら、まずは心療内科に相談しましょう。睡眠のバランスをとる効果のあるビタミンB12の処方や、日中に活動する生活パターンをつくる治療法がとられています。

寝ているとき、息をしていますか?

中年以降「ちょっとお腹が目立ってきたかなあ」という人で、夜いびきがひどいという人は、家族に一度、夜寝ているときの息をチェックしてもらいましょう。眠っているときに、呼吸が数十秒以上もの間、止ってしまう睡眠時無呼吸症は、女性よりも男性に多い病気です。これにかかってしまうと、昼間の仕事中も頭がボーッとして疲れやすく、気分がすぐれません。酒や睡眠薬、精神安定剤を飲むと、余計に症状が悪くなってしまうので、発見したらすぐに内科で診察を受けましょう。

寝汗、ほてりのある不眠は甲状腺の異常かも

悪夢にうなされて目が覚めると、汗びっしょりという経験、誰しも一度はあるでしょう。でもこれがいつも寝つかれず、寝汗をかいたり、寝ているとき体にほてりがあるようなら、甲状腺の機能が活発になりすぎているかもしれません。これは女性に多い症状ですが、男性でも仕事のストレスがたまっていたり、極度の緊張が続くとなることがあります。甲状腺からのホルモン分泌が増えるために、心臓がドキドキしたり、のどぼとけが腫れたりします。こうした症状に心あたりがあったら、内科の医師に診察してもらいましょう。

気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。

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