虫歯の治療も仕事のうち
忙しくて歯医者に行っている時間などないと、長い間ほうってある虫歯はありませんか。虫歯は治療しなければ治らないもの。ほうっておくと、顎の骨まで溶けて歯根膿胞という空洞ができてしまいます。また腐敗臭をともなった不快な口臭の原因にも。虫歯は進行すればするほど、治療にも時間がかかります。いずれ治さなければならないものなら、仕事の都合をつけて治しにいきましょう。歯の咬む力が弱いと、胃などの消化器にも負担がかかるし、全身の骨格にも悪影響が。そして何より痛みがあると、気持ちよく仕事に集中できません。虫歯の治療も、仕事のうちですよ。
歯磨きテクニックで歯周病予防
虫歯があるわけでもないのに、なんとなく歯が痛いという人は歯周病かもしれません。歯磨きのとき、歯ぐきから血が出ませんか?1分でも時間が惜しい朝のひととき、ゆっくり歯磨きなどしていられないということもあるでしょう。でも歯周病の疑いがあるなら、15分ぐらい時間をかけてブラッシングしたいところ。朝は無理でも、お昼休みや夜寝る前、時間をかけてください。上手なブラッシングのこつは、歯ブラシの角を使って、1本1本磨くこと。歯と歯ぐきのきわは、歯ブラシの毛をさし込むような感じで。いちばん奥の歯と肉の間は、歯ブラシの先を使って特に丁寧に。歯と歯の間は、フロスを使うときれいになります。 いろんな歯ブラシを使ってみよう
昔の歯医者さんは、虫歯になったらその歯だけを治す治療をしていました。でも今の歯医者さんは、歯周病や歯全体の噛み合わせ、歯ブラシの指導など、より広い見方で治療をしてくれます。治療を受ける私たちのほうでも、歯磨きをもっと重視しなければなりません。もし今使っている歯ブラシが合わないと思ったら、特殊な歯ブラシを使ってみるのもいいでしょう。矯正歯科では先端のとがったものや、部分みがき用、歯と歯の間用、電動歯ブラシなど、いろんな形の歯ブラシを使った歯磨きを指導しています。歯磨き上級者になればなるほど、道具にもこだわりが出てくるようです。 咬み合わせの悪さは万病のもと
虫歯だと気になるけれど、咬み合わせはあまり気にならないかもしれません。でも、たび重なる虫歯の治療や、ストレスからくる顎の緊張などで、現代人の咬み合わせは、けっしていいとは言えません。特にガンバリ屋タイプのワーキングパーソンは、「歯を食いしばって」しまう癖がありませんか。口を開けたときに、カクカク音がするぐらいでは治療の必要がないと思うかもしれませんが、ひどくなると開口障害になることも。頭痛や首、肩のこりの原因にもなるので、歯の治療を何度も繰り返してきた人は、歯科で歯垢をとってもらうついでにでも、咬み合わせをチェックしてもらうといいでしょう。 口臭の原因は虫歯と歯周病
口臭は、自分ではなかなかわからないもの。話しかけたとき女子社員に「くさい」と言わんばかりに手で鼻をおおわれたりすると、とてもショックを受けますよね。虫歯や歯周病をほうっておくと、細菌類が繁殖して腐敗ガスを発し、とてもくさい口臭になります。また虫歯になっていなくても、歯垢がたまっているとニオイの原因に。うがい薬を携帯してうがいをまめにすると、口臭はかなりふせげます。ほかにはニンニクなどニオイにの強いものを食べたときに一時的に口臭が強くなったり、胃、肝臓、腎臓に異常があると口臭が出るときがあります。 細面の若い世代は気をつけたい歯のトラブル
食生活が変わるにつれて、根菜(ごぼうやレンコンなどの繊維質の多い野菜)など、固いものを食べる習慣が減ってきました。このため若い世代は、顎の発達が悪くなっています。特に20代のワーキングパーソンは、いつも歯が痛いと思ったら歯並びを見てみましょう。親知らずが奥歯の裏にかくれていませんか。犬歯が八重歯になって、前歯が外側か内側に倒れていませんか。歯列が乱れていると、どうしても虫歯や歯周病になりやすいもの。最近は大人になっても矯正できるので、時期を見て歯列の矯正を考えたほうがいいかもしれません。またエナメル質形成不全といって、歯のエナメル質が発達していない人もいます。虫歯におかされやすいので、歯科でフッ素をかけるなどの処置をしたほうがいいでしょう。
顎の癖をとる体操
- 口をリラックスさせて自然に開く。まず口を大きく開けて5秒したら、力をぬいてリラックスする。
- 下顎を右へ動かして5秒止めたあと、力をぬいてリラックスする。左も同様に。
- 下顎を前にずらして5秒止めたあと、力をぬいてリラックスする。
- 下顎を後ろ(首側)にずらして5秒止めたあと、力をぬいてリラックスする。
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