男性のガンによる死亡一位は肺がん
仕事中のイライラがつのったり、長引く会議に出席していると、どうしてもタバコの本数が増えてしまいますね。最近では、職場ぐるみで禁煙をすすめているところも多いようです。しかし、そうでない職場も多いので、ついつい周囲につられてもう1本、また1本……ということに。1993年以来、日本男性のガンで一番死亡率が高いのは、胃がんを抜いて肺がんだという事実はご存知でしょうか。もちろん喫煙者のほうがガンになる率が高くなっています。特に咽頭ガン、口腔ガンになる率は非喫煙者よりものきなみ高くなっています。自分も「そうなりたくない」という気持ちがよぎったら、その1本、やめておきませんか?
若い頃に吸いはじめた人は要注意!
国立ガンセンターの統計によると、20才になる前にタバコを吸いはじめた人は、それ以降に吸いはじめた人より肺がんになりやすいことがわかっています。まったく吸わない人と比べると、ガンになる率はなんとほぼ6倍。「20歳の禁煙」でタバコはやめてしまったつもりだったけれど、またあとになって吸いはじめたという人も要注意。まずは、無意識にタバコに手をのばしてしまうクセに気付くところから始めましょう。
ガンのほかにもこんな病気が
タバコの吸いすぎでなってしまう病気は、肺がんをはじめとするガンのほかにもこんなものが……。COPD、気管支炎、心臓病、さらに消化器系の病気など。病気になってからでは治療に余計に時間がかかってしまいます。その前に、「今日は体がしんどい」という日には、一日禁煙をすることから始めてみましょう。もしできなければ、仕事が忙しい午前中など半日は市販の禁煙用パイプや禁煙ガム(ニコレット)を利用して、タバコの量を半分に減らすなどしてみませんか?
ちょっとした工夫で本数減
1日に2箱以上吸うヘビースモーカーの中には、カートンで買い置きをしている人も多いでしょう。そこで、本数を減らすための簡単な工夫をしてみませんか。まずカートンでの買い置きをしないこと。オフィスの机に買い置きを入れておかないこと。無意識にタバコを手にしないように、タバコをしまう場所をこまめに変えてみること。すぐにポケットに手をのばしてしまうようなら、鞄の奥のほうや、すぐに手のとどかない場所に入れておくことなど。また一箱持って歩かずに、シガレットケースで10本以上は持ち歩かないようにするのもひとつの方法です。
お酒以外のおつき合いを
仕事のおつき合いでどうしても飲む機会が増えてしまうという人は、お酒以外のおつき合いを考えてみませんか?スポーツだったらゴルフというのが定番ですが、最近では海や山などでアウトドアを楽しむ人も増えています。汗をたくさん流して、おいしい水を飲んで、おいしい空気を吸って、体の中のアルコールが抜けていく気持ちよさを味わってみてください。コンサート、演劇、オペラなど、肝臓ではなく脳に栄養をあたえる接待も、取り引き相手によっては有効かもしれません。「接待=お酒」ではなく、相手の趣味や、何を喜ぶかといったツボを知ることで、ビジネスもスムーズにいくかもしれませんよ。
「ダメなとき」は深酒しない
仕事で失敗することは誰でもあることとわかっていても、その災難がいざ自分の身にふりかかってくると、やはり人間ツライもの。つい「お酒を飲んで忘れてしまいたい」と思うのが人情ですね。でも、ここにアルコール依存症への道がか隠されています。アルコール依存症になる人の性格的傾向には、「自分の失敗を人のせいにする」「飲んでいないと言い張る」「逃避する」などがあります。仕事でツライことがあったら、ひとりで黙々と大量の酒を飲んでしまわないように、誰か同僚でストッパー役になる人を誘いましょう。そして、酔いから覚めた翌朝は、「過去のことは過去のこと」と意識的に切り替えて、新しい朝を始めるのです。失敗そのものよりも、その後の処理の仕方でその人の真価が問われるということもおおいにあるのですから。 |