抜け毛は身近なストレスサイン?
書類を読みがら、つい頭をボリボリかくクセはありませんか。これは頭をたくさん使う仕事をする人や、むずかしい問題を考えている人によく見かける仕草ですね。頭をかくクセはストレスがあるときに出てくるようですが、ストレスそのものも抜け毛の原因になっています。ストレスがたまると頭皮の血行が悪くなるので、抜け毛になりやすいのです。書類の上にハラリと落ちた抜け毛を発見したらストレスサイン。頭をかくのがクセになっていないか、ストレスがたまっていないか、タバコは吸いすぎていないか、睡眠・休養は十分かチェックしてみてください。
食事に気をつけて髪を丈夫に
抜け毛になりにくい丈夫な髪をつくるためには、まず食事に気をくばり、必要な栄養素をとることです。豚肉など、ビタミンB1の含まれているもの、かぼちゃなど、ビタミンEの多く含まれているものは、健康な頭皮をつくってくれます。昔からよく言われている「コンブを食べると髪がきれいになる」というのは、海藻に含まれているヨウ素のせいです。ポークジンジャー、かぼちゃの煮つけ、昆布巻といったメニューは、行きつけの定食屋でも食べられますね。
円形脱毛症にならないために
長期間ハードな任務をこなすなど、極度のストレスがかかると、円形脱毛症になることがあります。ある日突然、束になった毛がごっそり抜けてきたら、ちょっと鏡で頭を見てみてください。手鏡などを利用して2枚組み合わせて見るか、同僚に見てもらいましょう。アズキ大のハゲた部分が発見されたら、円形脱毛症と考えていいでしょう。これは大きくなると次第に範囲を広げて、頭髪がまだらになってしまうこともあります。皮膚科や専門のメンタルケアの医師に相談した上で、勤務体制を見直す、有給休暇をとるなど本格的なスローダウンを考えましょう。
清潔なヘアでビジネスも好調に
人の第一印象は、出会ったときの数秒間で決まるといいます。特に営業や接客にかかわる人は、ヘアのお手入れも普段から気を使うところですね。抜け毛を防ぐためには、この普段からのケアが重要。頭皮が不潔になっていると、フケが出やすくなったり、脂漏性皮膚炎の原因に。これらは抜け毛の原因となっています。きれいに着こなしたスーツの肩に、フケや抜け毛がついていたのではせっかくの好印象も台なし。清潔ヘアを保って、ビジネスチャンスをつかみましょう。
ヘアのいじりすぎもNO!
最近では男性でも髪を染めたり、パーマをかけておしゃれを楽しむ人が増えています。特に接客のお仕事をされている方は、人に清潔な印象を与えることは大事ですね。でも、あまりしょっちゅう髪を染め変えたり、パーマをかけかえたり、長時間ドライヤーを使うのは禁物。髪をいためる原因になるばかりでなく抜け毛の原因にもなります。髪がパサついてきて、抜け毛が多くなってきたと思ったら、ちょっと髪をいじるのを控えましょう。自然な色の髪でも、手入れがいきとどいて健康な髪は、ツヤがあり美しいものです。
必ず遺伝するとは限りませんが…
自分の親がハゲる家系だったら、たいていは自分もハゲるというのが定説のようです。しかし、ハゲは必ず遺伝するとも限りません。それでも「やっぱり抜け毛が多いかもしれないし、薄くなってきた気がする」という人は、皮膚科で専門の治療を受けてみるといいでしょう。頭皮に栄養を与える栄養剤や、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスをとるホルモン剤を使った治療法があります。ほかにも頭皮を刺激する電気治療器、バンド、タッピングなどの機具を使った方法があります。
病気が原因で抜け毛になることも
体に病気など異常があるときにも、抜け毛になりやすくなります。病気で体力が弱まり、栄養が髪までいきわたらなくなってしまうからです。抜け毛の原因となる病気としては、肝臓の病気、甲状腺機能の低下、糖尿病、鉄欠乏性貧血などが考えられます。ほかの病気でも、全身の体力が落ちているときは、抜け毛になりやすくなります。長く髪を保つためにも、普段から栄養をバランスよくとり、酒の飲み過ぎなどに気をつけましょう。
膠原病も抜け毛の原因に
なんとなく朝から顔がむくんでいる、手のひらや顔に赤い斑点ができているというときには膠原病かもしれません。若くて健康なビジネスマンにはそれほど多くはないかもしれませんが、そろそろ疲れがたまってきている年頃かも、という人は要注意。抜け毛の量が「不自然だ」と感じたら、一度、内科の医師に相談してみましょう。膠原病は範囲も広く、体のいろんなところに表れますから、けっして自分で判断して素人療法にたよらないようにしましょう。 |