長引く「から咳」には要注意
仕事や子供のことばかり気づかって、自分の体のことには気のまわらないお父さん。季節の変わり目には、気温差のせいでちょっとぐらい咳が出ることもあり、数日でおさまるものなら心配いりません。でもいわゆる「から咳」が1、2週間から1ヶ月以上と長く続くようなら要注意です。これがだらだら数ヶ月にもおよぶときは、COPDや気管支喘息を疑ったほうがいいかもしれません。大気汚染の影響もありますが、こうした病気は今増えています。あやしいと思ったら、内科か呼吸器科の医師に相談しましょう。
ハウスダストやダニ退治を意識しよう
ふたり暮しのときと違って、子供がひとり増えると家の中の衛生状態は悪くなります。子供が食べ物をこぼしたり、ぬいぐるみやクッションを口に入れたりするだけで、放っておくとニオイやダニの原因に。家の中の空気を衛生的に保ち、ハウスダストやダニでアレルギー性の喘息にならないためにも、部屋の掃除はまめにしましょう。普段掃除をしたことのないパパでも、天気のいい休日にはぬいぐるみやクッションを日に当てて干したり、布団に掃除機をかけたり、ママの手の届かないところから協力してあげましょう。
都市部では深刻な大気汚染
大都市部では、今大気汚染が深刻化しています。これは車の排気ガスが主な原因と見られていますが、それに伴って喘息、COPD、などの呼吸器系の病気が増えてきています。自分の健康ばかりでなく、子供のことを考えれば、もっと空気のいい場所に引っ越したほうがいいのはわかりきったこと。でも、仕事の都合などでそう簡単にはいかないという人は、とりあえず家庭用の空気清浄機を設置してみては?最近では、ダイオキシンなど空気中の有害物質を除去する機能のついているものもあります。
夜から明け方に咳が出る気管支喘息
咳もいろんな出方によって、病気の種類が違います。気管支喘息は、国民の3〜4%がかかっているといわれている病気。不安、不満といった精神的なストレスや不規則な生活も原因になるので、育児パパは要注意です。もし夜から明け方にかけて咳がたくさん出るようなら、この病気かもしれません。かかったかなと思ったら、呼吸器科か内科の医師に相談して見ましょう。軽症の場合は、気管支拡張剤などを処方してくれます。
この際、禁煙に踏み切ろう
パパが喘息になったり、気管支炎になったりするような環境は、子供にもいいはずがありません。いつもなんとなく咳が出るようだったら、まず家の中の空気を改善しましょう。もしタバコを吸っているのだったら、この際、思いきって禁煙に踏み切りませんか?子供の体は大人よりも敏感。小児喘息や気管支炎をいったん患うと、なかには完治までに何年もかかってしまうケースもあります。かわいいわが子をそんな目にあわせないためにも、禁煙がおすすめです。
冬は換気をよくして、湿度を保つ
寒い季節になると、部屋の中はエアコンやファンヒーターが一日中つけっぱなしになります。特に「子供が風邪をひくから」と、暖房を強めにしてしまいがち。こうなると部屋が乾燥しすぎて、のどを痛めやすくなります。もし咳が出るようなら、部屋が乾燥しすぎていないか気をつけてみてください。子供ののどは大人よりもずっと敏感です。石油ストーブやガスストーブといった暖房器具を使っていたら、つい忘れがちですが、換気をよくしましょう。とりわけエアコン使用時は、湿度を保つために、加湿器を使うのもいいでしょう。
アレルゲンの出にくい環境づくり
アレルギー性の気管支喘息を引き起こす原因になっているアレルゲンには、ハウスダスト、ダニ、大気汚染などが考えられます。家庭の中を見回してみてください。カーペットやカーテンは清潔でしょうか?エアコンのフィルターを掃除したのは、いつだったでしょうか?空気に敏感な子供のためにも、アレルゲンの出にくい環境づくりをしましょう。エアコンは中のバクテリアまで、徹底的に掃除するサービスをしている業者もあります。畳やカーペットはなるべく避けてフローリング、リノリウム、コルクタイルなどがおすすめです。
だらだらと続くCOPD(慢性閉塞性肺疾患)
この病気は、育児とは直接関係はないかもしれませんが、大気汚染などの影響で最近はかかる人が増えているようです。主な症状は咳と痰で、だらだらと2年以上続いたり、毎年冬になると症状が出たりします。特に疲れのたまりやすい育児パパは、いったんこれにかかってしまうと回復がむずかしいので注意してください。病気が長引くにつれて、症状は重くなっていきます。もしかかってしまったら、タバコを控え水分をたくさんとるようにして、呼吸器科か内科の医師に相談しましょう。 |