衝動買いは、後悔を招く
目についた物を、とっさに買ってしまう。こうした買い物は、たいてい後で「買わなきゃよかった」となりがちです。1〜2回ならご愛きょうですみますが、たびかさなると財布は空っぽになりかねません。入るお金は決まっているのです。食事代○○円、被服費○○円などと、月ごとに費目別の予算を割り振り、決めた金額以上は絶対に買わないことです。また買いたい物を見つけたときは、その場で買うのではなく、2〜3日おいて再び買いにいくようにしましょう。衝動的な思いは、買い物も恋愛も、大差ありません。一夜明けると、うそのように忘れてしまうことがよくあります。
ストレスを乗り越えて、買い物依存症から脱却する
アルコール依存症、薬物依存症、ワーカーホリック(仕事依存症)など、さまざまな依存症のひとつに買い物依存症があります。各種の依存症と同じで、不安やストレスを紛らわそうとして、物を買い続けます。ストレスは悪い面ばかりとり上げられますが、副じん皮質ホルモンの分泌をうながすなど、体に抵抗力をつける働きもあります。ストレスはためるものではなく、乗り越えるためにあるのです。買い物で紛らわしていては、いつまでたっても抵抗力は身につきませんね。
躁鬱病の人は衝動買いをしやすい
気分が高ぶる状態を、躁(そう)といいます。反対に、暗く沈んだ状態を、鬱(うつ)といいます。躁と鬱が交互に、または、躁だけが見られる状態を、躁鬱病といいます。躁鬱病の人は、やたらと買い物をしまくることがあります。買い物をするのは、たいてい、躁状態のときです。自信がみなぎり、行動力が増しているので、高額な買い物をすることも珍しくありません。躁状態だと思ったら、自分をしっかりコントロールすることです。どうしても抑えることができなければ、一度精神科の医師に相談することも考えましょう。
20歳までは買った物を返せる
20歳未満であれば、親の承諾なしにした買い物は、とり消すことができます。お小遣いの範囲で買える物以外は、どんな買い物でもほぼとり消すことができます。しかし、20歳をすぎると、あとで後悔しても、一部の例外を除いて、とり消すことはできません。契約書を交わすような場合は、特に気をつける必要があります。ハンコ屋さんなどで買える認め印でも契約は成立しますし、指で押す拇印(ぼいん)も、印鑑と同じ効力があります。
訪問販売での買い物は、成人者でもとり消せる
街角で声をかけて物を売ることを、キャッチセールスといいます。電話をかけて物を売ることは、アポイントセールス。セールスマンが訪問して物を売ることは、訪問セールスといいます。これらの方法で買った物は、20歳以上の人でも、とり消せる場合があります。説明書を受けとった日をふくめて、8日間以内に、とり消すことを書面にして、販売した業者に送ることが必要です。代金をクレジット払いにしているときは、販売業者のほかに、クレジット会社にも知らせたほうがいいでしょう。くわしい方法は、消費者センターなどで教えてくれます。
インターネットショッピングは、ここをチェック
最近、インターネットで買い物をする人が増えています。外出せずに買い物ができる便利さはありますが、トラブルも多いようです。業者の住所と電話番号くらいは、最低限チェックしておきましょう。また代金前払いのものは、できるだけさけるほうがいいでしょう。さらに、適正な業者を判断する基準としてオンラインマークを参考にしてはいかがでしょうか。このマークの趣旨、マークを得た業者の詳細については、ECOMのホームページで確認できます。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。 |