よく調べ、熟慮して、決める
自分の顔に不満のない人は、いないのではないでしょうか。他人から見てどんなに美しい人でも、1つや2つの不満は持っているようです。たいていは、ダイエット、メイク、ヘアスタイル、衣服などを工夫して不満を乗り越えています。それでも解消されないときは、あきらめるか、整形手術を考えることになります。整形手術を受ける目的は、理想の顔型になりたいということのほか、就職などの面接で印象をよくしたいという理由もあるようです。整形は顔や身体に傷をつける行為です。よく調べ、十分考え、できれば周囲の人の意見も聞いて決めましょう。
情報はたくさん集め、慎重に判断する
美容整形についての情報は、あちこちに氾濫しています。なかには、そのままう飲みにできないものもあるようです。美容整形外科医を募集する広告に、「未経験者可」というものまであるくらいです。キャリアがあっても失敗しないとはいいきれませんが、経験をつんでいればそれだけ失敗は少なく、予想外のできごとにも対応しやすいという面は否定できません。美容整形は、まだ確立されたとはいいがたい分野なので、たくさんの情報を集め、ひとつひとつの情報について、慎重な視線を向ける必要があります。
傷が治るまでには、約1年かかる
「傷も痛みも、短期間で消える」という広告を、時折みかけます。医学的にみると、傷が完治するまでの平均的な期間は、約1年とされています。ひどい痛みが続くのは、術後約1ヶ月目まで。この時期は、化膿しやすいので、常に医師と連絡をとれるようにしておく必要があります。2ヶ月目には、痛みはややおさまりますが、傷口は赤くなり、手術直後より目立ちます。なんとか落ち着くのは、3ヶ月目ぐらいからです。それもつかの間、6ヶ月目には神経が再生するので、ピリピリとした痛みがつきまとうようになります。傷が完全に治るには、なんだかんだで約1年というわけです。
二重まぶたや降鼻手術は、一生もつ?
一度整形すると、一生そのままでいられるのでしょうか。これは手術の種類、患者さんの体質などによって異なります。最も一般的な、二重まぶたや、鼻を高くするような手術は、ほぼ一生もつそうです。年をとって脂肪が減ると、まれに一重まぶたになったように見えることがあります。そのときは、しわとり手術をすれば、二重に戻ります。ただし、いったん二重にしたまぶたを、もっと大きな二重にしたいとか小さな二重にしたいという場合は、かなりむずかしい手術になるようです。
美容整形は保険がきかない
手術は、お金と時間が十分準備できてからがいいでしょう。美容整形は、健康保険がききません。費用は手術によって、また医院によって異なりますが、最も低額なのは二重まぶたにする手術で、費用は10〜20万円程度のようです。ひとつ注意しなければならないのは、合併症が起こることも考えられます。そうなったときは、さらに治療費と交通費、そして時間が余分にかかるのです。
美しくても醜いと思い込む「醜形恐怖症」
実際は美しくても「自分は醜い」と思い込み、堂々と人に接することができなくなる状態を、醜形恐怖症といいます。この症状に陥った人は、他人がいくら否定しても、考えを変えることはまずありません。その結果、自分を苦しめ、人との接触を嫌うようになるのです。何回も鏡を見なければ気がすまない人、またはまったく鏡を見ようとしない人とがいます。醜形恐怖症の人は、しばしば整形手術をしたがりますが、何回手術しても満足することは少ないようです。次々に不満を見つけ出し、すぐに新たな手術をしたがる傾向があります。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。 |