ドライアイとは?
健康な眼球は常に涙の成分で表面がおおわれて乾燥を防いでいます。涙の働きは、眼球の乾燥防止、ゴミなどの不純物の除去、殺菌、それに栄養分の補給です。ドライアイとは、涙の分量が減る、あるいは成分が薄くなって本来の働きがにぶるなどの症状をさします。ドライアイになると眼球表面の保護機能が低下し、チカチカして痛いといった症状がでます。
健康な目はいつも涙でうるおっています
健康な目は一日中、自然に涙が分泌されています。その分泌した涙の一定量は蒸発してしまい、まばたきすることによって補給されるしくみとなっています。涙の分泌量が少ない人はドライアイになりやすいといえます。また、ストレスや老化現象、服用している薬などの影響で、分泌量は正常でもその成分が薄くなってしまうことがあります。こんなときもドライアイになりやすい状態といえます。
まばたきの大切な役割
まばたきの回数が少ないと目が乾く原因となります。まばたきは涙を補給するポンプの役目をしていて、通常、1分間に20〜30回ぐらい繰り返しています。仕事や読書などで集中すると1分間に5〜6回程度に減ってしまうことがあります。なんとなくまばたきが減っていると思ったら、意識的にまばたきするようにしましょう。すでに目が乾燥していると感じたら、涙の成分に近いドライアイ用の目薬をさしましょう。目薬にもさまざまな種類があって、成分の強いものをさしすぎると、かえって目のトラブルの原因ともなりますので、専用の目薬をさしましょう。
目の疲れない環境を
テレビやパソコンの画面を見るときは、正面よりもやや下方に目線を置くようにしましょう。光が反射したり逆光が入ったりする場所は好ましくありません。照明の暗すぎる場所、直射日光があたる場所はさけましょう。50分ぐらい目を使い続けたら、特に疲れを感じていなくても、1分ぐらい目を閉じて休むとよいでしょう。ちょっと疲れを感じたなら、ぬれタオルで目を温めます。血行が悪くなると目も疲れやすくなるので、体全体のコリもほぐしましょう。日差しのきついときにはサングラスで目を保護するしたり、屋外ではドライアイ用メガネなどで防御するといいでしょう。
自己チェックしてみましょう
つぎの症状のうち、5つ以上あてはまるとドライアイの疑いがあります。
| ・目が疲れやすい |
・目ヤニがでる |
| ・目がゴロゴロする |
・重たい感じがする |
| ・目が乾く |
・何となくいつも不快感がある |
| ・目が痛い |
・意味もなく涙がでる |
| ・物がかすむ |
・目がかゆい |
| ・光を見るととてもまぶしい |
・目が赤い |
これらの症状が、以前に比べてはっきりあらわれている場合は要注意です。さらに、目を10秒間以上開けていられない、まばたきの回数がとても多い、という場合、ドライアイの疑いがより高いといえます。
気になる症状については、一人で判断をせず、お近くのクリニックまたは病院で検査をして下さい。専門家の意見や判断をあおぐことをおすすめします。
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