ゴロゴロした異物感があるときは
目の中に異物感があるような痛みのときは、実際に異物が入ったか、逆さまつげが角膜に直接ふれて傷ができている可能性があります。結膜炎のときも、まぶたの裏がザラザラして角膜がこすれるため、異物感のある痛みが伴います。こんなときに異物をとろうと目をこすったりすると、かえって角膜を傷つけるおそれがあります。いつまでも異物感が残り、痛みがおさまらないときは、すぐに眼科を受診しましょう。
まぶたを触るとある一部が痛い
片方の目のある一部が痛むようなら、ものもらいかもしれません。ものもらいとは、医学的には「ものもらい(ばくりゅうしゅ)」と呼ばれ、まぶたや目のふちにある毛穴や分泌腺から細菌が感染して起こるものです。症状としては、まぶたの一部が赤くはれてズキズキした痛みを感じ、黄色く化膿することもあります。抗生物質で治療すればすぐ治るので、早めに眼科にいきましょう。
目が疲れると痛むときは
目の疲れ(眼精疲労)が高じて、痛みを伴うこともあります。眼精疲労がもとで起こる場合、目の痛みだけでなく、同時に肩が凝る、頭が重いなど、いくつかの症状を伴うことも少なくありません。こんなときは目をリラックスさせるために「遠くを見る」ようにしましょう。集中して近くを見続けると、目の筋肉が収縮したまま緊張状態が続いて疲労がたまります。遠くを見ることで眼の筋肉をリラックスさせることができます。痛みを伴うほど目が疲れているときは、無理せず十分休むようにしましょう。
視力低下や乱視の可能性も
以前に比べて暗いところや細かい文字が読みにくくなった、それほど目を酷使していないのに目の痛みを伴うなどの症状があるときは、視力が低下しているのかもしれません。こんなときには早めに視力検査を受けましょう。片方の目の痛みが特にひどい場合は乱視の可能性も考えられます。照明のバランスが悪い、斜めの姿勢で仕事をし続ける、などですぐに視力が低下することは多々あります。仮性近視であれば、早めの処置で治療も可能です。
ドライアイかもしれません
涙の分泌が極端に減ってしまい、それによって眼球表面が乾いてしまうのがドライアイといわれる症状。長時間のパソコンワークなどで目が乾きやすい環境にあることから、最近、多くみられるようになってきました。まばたきのときに痛みを感じることも多く、かなり進行した眼精疲労を伴っていることもありますが、眼球が乾いていることで傷がつきやすくなっています。すでに小さな傷が無数についている場合、傷ついているという意識はなく、目の痛みや疲れとして認識されがちです。
眼圧が高くなり頭痛を伴う場合は
突然、目がとても痛くなって(眼圧が高くなって)頭痛もする、さらに吐き気もあるなどの症状が出たら、まず考えられるのが「急性緑内障」です。普通の緑内障の場合は、じわじわと視力が低下して、ほとんど無症状であるのに対し、急性緑内障は、このような急激な症状がおこります。急性の場合、早期に処置をしないと、ひどいときには失明さえする怖い病気です。おかしいと思った時点ですぐ眼科を受診しましょう。
スクラブ入りの洗顔料で目が痛くなることも
毛穴の汚れをきれいに落とすということで、スクラブ入りの洗顔料が人気ですが、実はこのスクラブ入りの洗顔料が原因で、目が痛くなって眼科を訪れる人が少なくないそうです。洗顔料に入っているスクラブは、クルミの破片、プラスチックの玉など0.5mmくらいの粒々です。これが目を閉じていても隙間から目の中に入り込んでしまい、まぶたに張り付いてしまうのです。取り出せば痛みはおさまりますが、顕微鏡を使わないと見つけにくいので、お医者さん泣かせだとか。スクラブ入りの洗顔料はできれば使わないか、目の周りを洗うのはさけるようにしましょう。
アレルギーが原因になることも
ある特定の場所にくると目のチカチカや、刺すような痛みが起こる場合は、その環境に原因があるのかもしれません。化学物質過敏症やシックハウス症候群といわれる症状は、空気中に含まれる成分に反応してアレルギーが起こるものです。人によって頭痛、めまい、不眠、不安感、けん怠感など、さまざまな症状がありますが、特にホルムアルデヒドといわれる成分に反応して、目の痛みがでることがあります。
不安を感じたら眼科へ
目の疲れ方がいつもと違う、痛みがなかなかとれない、頭痛がひどいなどの症状があるときは、眼科で検査をしましょう。視力検査、眼底検査、眼圧検査などを受けることで、目の病気のほとんどは発見できます。特に、目がかすんで霧がかかったようになる、視野が狭くなったり欠けたりする、目の前をチラチラと虫が飛んでいるように見えるなどの症状の場合、深刻な目の病気や脳の障害の可能性もありますので、早めの受診が必要です。 |